池田浩二、平尾崇典ら江戸川巧者を地元の大将・石渡鉄兵が迎え撃つ!/ボートレース江戸川・江戸川大賞事前情報
展望
ボートレース江戸川では1月14日からGI「江戸川大賞 開設69周年記念」が開幕する。格ではなく経験と実績が重要視される当地水面。「主役候補は誰?」と問われて、ノータイムで名が挙がるのは地元・石渡鉄兵だろう。ただ、実勢ならぶっちぎりの池田浩二も気になる主役候補の一人だ。意外と当地出走歴は多く、過去19節走って8優出1Vの成績。ただ、17年の周年戦でFを切って以降は姿を見せておらず、無事出走の運びとなれば約7年半ぶりの当地参戦。正直ハンデは大きいか。 【写真あり】 出場予選選手の一覧はこちら 他の注目選手は、遠征勢最強の当地巧者・平尾崇典。11月の一般戦では6戦全勝の完全Vも達成している。前田将太、若林将、坪井康晴、岡村仁も大会制覇歴ありだ。
水面・モーター
モーターは5月に使用を開始して、約8か月が経過。4強モーターは23、61、51、34号機で、エース格は長らく23号機とされていた。しかし、直近はやや物足りない印象。秋口に入ってからの噴き方では、61号機と51号機が勝っている。61号機はやや直線寄りで、51号機はレース足系。34号機は特化した脚質はないが、初降ろしから上位で安定しているのが魅力だ。 また、1月の当地は北風の向い風も多く、波水面になるケースも多い。波風の巧拙はホームページの予想サイトにも記載されているので参考にしたい。
今節のキモ
冬場は水面との戦いになるケースが多い。今節は14~16日までが大潮、17~19日が中潮という潮周り。節中盤までは午後の時間帯に上げ潮の時間が長く入るため、予選中は季節風の北強風が吹くと潮流と風がぶつかり、厳しい水面状況になるケースも多そうだ。 石渡、平尾の波乗り2強に加え、岡村、山本寛久や、水面慣れしている福来剛、渡邉雄朗ら地元の波巧者達が勇躍する可能性もある。水面状況は最重要チェック事項だ。 ちなみに天気予報で風速を見る際、レース場は河川で風の通り道となるため一般の江戸川区の予報より強く吹くケースが多い。予報より2~4m増しで参考にしたい。
マクール