「顔にメス入れ切開リフト」を告白した女性漫画家・まんきつ「漫画で真面目に説明するのが私の役目だと思ってる」
でもそこで引用リツイートして「太ったから髪の毛をひっつめて結んでいるだけですよ」って書くのも、なんかカッコ悪いかなと。それで「真実は絶対、漫画で描こう!」と決めていたんです。実際、切開リフトした後も「まんきつ、どこで糸入れたんだろう」っていうコメントがあったので、漫画でちゃんと伝えようと思い、エピソードに入れました。 ── 世の中の皆さんはよく見ていますよね。 まんきつさん:ほんと、びっくりしますよね。「コレをやったらほうれい線が消えた」とか、ほんのりうさん臭い広告や記事を見かけることがよくありますけど…正直「実際はそこまで消えないでしょ?」と思っちゃうこと、ありますよね。でも、たいていは声を大にして言えなかったりする。そういうことを漫画で描くのが私の役目だと思っていて。
みんなキレイになりたいから、いろいろ調べるわけですもんね。とはいっても、こと整形に関してはリスクもあることなのでとにかく慎重にすべきで、安易にするものではないんですけど。そういったことも、漫画にしっかりと描くようにしています。 ── 確かに成功例だけを見て決めちゃうと怖い面もあります。まんきつさんも何年も悩まれたそうですね。 まんきつさん:そうですね。ネットの口コミを何年も追い続けたり、実際にやった人たちに話を聞いたり、本当にいろいろ調べました。
── 生え際を剃ってオデコを広くしたりもされたとか。気持ちはわかりますが「やったらどうなっちゃうんだろう」という不安がまさって実行に移す勇気がありません…(笑)。 まんきつさん:当時は不安になる前にやっちゃってましたね。あまり先のことも考えていなかったんです。今やれって言われても、やれない気がします(笑)。
■独特の感性は「常にする妄想」のたまもの ── まんきつさんの発想力の豊かさには本当に驚かされます。感性を鋭くするためにしていることってあるのでしょうか?