「パリの日の出」イメージ 五輪パラ日本選手団ウエア
パリ五輪・パラリンピックの日本選手団が表彰式などで着用する公式スポーツウエア発表会が17日、東京都内で行われ、「パリの日の出」をイメージした暖かみのある赤を基調としたジャケット、「俊敏さ」「決断力」などの意味を込めた日本伝統模様の矢絣(やがすり)がデザインされたTシャツなどが披露された。 バレーボール男子の西田有志(パナソニック)は「袖を通して一段と気持ちが引き締まった」と思いを新たにし、レスリング女子の藤波朱理(日体大)は「金メダルを目指し、一人でも多くの方に一歩を踏み出す勇気を与えたい」と誓った。 デザインは五輪とパラで共通。ボッチャの広瀬隆喜(西尾レントオール)は「パリは寒暖差が激しいが、心配なく臨める」と印象を語った。ファスナーには腕が不自由な選手でも開閉しやすい素材が用いられ、車いす選手のウエアの袖には車輪との摩擦を防ぎやすい工夫が施された。