キアヌ・リーブスが“カーレースに熱中”しプロデビューも…恋人が迫る「レースか私か」究極の選択
映画『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズなどで知られる米俳優キアヌ・リーブスが10月に、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われたカーレースでプロのレーサーとしてデビューを飾り話題を呼んだ。 【写真】キアヌ・リーブス 日本でどうしても食べたかった「大好物」お忍びディナーを発見撮! そうしたなか、思わぬところから 「待った!」 がかかった。 米サイト『RadarOnline』によれば、アーティストで10年以上も交際しているアレクサンドラ・グラントが、キアヌがレースに熱中するあまり悲劇に終わることを恐れて「究極の選択」を突きつけたという。 ◆スピンしてコースアウトし芝生エリアに 関係者が同サイトに明らかにしたところによると、60歳のキアヌはプロレーサーとしてのデビュー戦で、スピンしてクラッシュしそうになったという。このアクシデントに、54歳のアレクサンドラは、キアヌのレース熱中に恐怖を感じたという。 「キアヌは35台中31位からスタート。レース中盤には21位まで順位を上げる健闘を見せましたが、コーナー出口で制御を失い、芝生エリアへとスピンしてコースアウト。幸いクラッシュは免れ、マシンにダメージはなかったため、すぐにコースに復帰。最終的に25位でチェッカーフラッグを受けました」(女性誌記者) 舞台となったインディアナポリス・モーター・スピードウェイは、1909年に開設された世界最古のレース専用コース。全長約4キロの長方形に近いオーバルトラックが特徴で、4つのターンには最大9度の傾斜がつけられている。キアヌがスピンしたのは、この傾斜が影響する難所のひとつだったという。 キアヌと5年前から交際しているグラントは、これまで、キアヌのカーレース出場に好意的だったという。だが、前出の関係者によれば、 「一緒にサーキットに行って手を振ったりもしていた。しかし、今回のことで彼女は本当に怖くなったのです」 と同サイトに語ったという。 ◆23歳のときにバイク事故で脾臓を摘出 また、 「彼女は、はっきりと彼に言ったんです。“カーレースか、二人の関係の終わりか”とね」(同・関係者) とレースか“私”かの究極の選択を迫ったというのだ。 一方、キアヌの担当者はグラントが“最後通牒”を出したことを否定し、 「グラントはキアヌがやりたいことはすべてサポートしている 」 と語ったというのだが気になるところだ。 キアヌは23歳のとき、ロサンゼルスでオートバイを運転中に、ヘアピンカーブで転倒し、病院で脾臓を摘出する手術を受けている。キアヌのプロレースは今回初めてだが、2009年にロングビーチで行われたトヨタ・グランプリのセレブのレースで優勝した実績を持つ。キアヌは、 「レースと演技、どちらも集中力と瞬時の判断が求められる点で共通しています。この経験を演技にも活かせると思います」 と語っているという。 まさに彼の出世作よろしく『スピード』に魅せられているキアヌ。それだけに最愛のグラントからの“レース撤退”勧告をどう受け止めるのか、成り行きが注目される……。 文:阪本 良(『東京スポーツ新聞社』元・文化社会部部長)
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