元イタリア代表DFカンナヴァーロ、荻原拓也所属ディナモ・ザグレブの新指揮官に就任
ディナモ・ザグレブは、ファビオ・カンナヴァーロ監督の就任を発表した。 リーグ7連覇中のクロアチアの名門であるディナモ・ザグレブだが、今シーズンは安定感に欠ける戦いを続けている。荻原拓也が所属するチームはセルゲイ・ヤキロヴィッチ監督の下でシーズンをスタートしたが、9月に指揮官交代に踏み切り、ネナード・ビェリツァ監督にチームを託した。しかし、直近の公式戦8試合でわずかに1勝のみと振るわず、ここまで首位リエカと勝ち点7差の3位に位置している。 国内リーグでの成績が芳しくないことを受け、ディナモ・ザグレブは29日に今シーズン2度目の指揮官交代に踏み切った。ビェリツァ監督を解任して、カンナヴァーロ監督が就任することが決まった。なお、同指揮官は2025年1月3日からチームを指揮し、22日の敵地でのアーセナル戦が初陣になる見込みだ。 現役時代にユヴェントスやレアル・マドリー、イタリア代表で活躍し、ディフェンダーとして史上初のバロンドール受賞を成し遂げたカンナヴァーロ監督。現役引退後は、コーチングキャリアに転身し、これまでに中国やサウジアラビアのクラブ、中国代表を指揮した。昨シーズン終盤にはウディネーゼを短期的に率いて、チームをセリエA残留に導いていた。