「日本でもプレーできたら」WBCで来日時に語っていた夢かなう 巨人がチェコ代表のフルプと育成契約
プロ野球・巨人は25日、2023年のWBCでチェコ代表だったマレク・フルプ選手と育成契約を結んだと発表しました。フルプ選手は右投右打の外野手で25歳です。背番号は「037」です。 フルプ選手は11歳の頃からチェコ代表としてプレーしてきましたが、もっと大きな舞台でプレーすることを夢に、アメリカのサウスカロライナ州にある、ノース・グリンビル大学に入学。2021年から23年のシーズンはいずれも150打席以上に立ち、.323、.390、.344という数字を残し、通算で.357と素晴らしい数字を残しています。 今季はアメリカの独立リーグでプレー。アメリカン・アソシエーション(AA)レイクカントリー・ドックハウンズの一員として80試合に出場していました。 WBCで来日したときも、取材に対して、真摯に対応してくれたナイスガイで、「日本でもプレーできたら」ということを口にしていました。 球団を通じては「読売ジャイアンツのような素晴らしい球団の一員になることができ、とても光栄です。日本でプロ野球選手になることが夢だったので、その夢がかなったと同時に、大きなチャンスをいただいたと実感しています。WBC でプレーした東京ドームの景色を鮮明に覚えています。最高のファンの皆さんの前でプレーできる日を楽しみにしています」とコメントしています。