マンションの「契約駐車場」が小さく、愛車の「ランクル」が入りそうにありません。「他の駐車場」を契約するしかないでしょうか…?
アパートやマンションなどの駐車場を契約したものの、保有する車両が大型だったために入りきらないといったケースもあるのではないでしょうか。 本記事では、大型車両の駐車問題について検討します。マンションの駐車場に入らない場合の対策や、他の駐車場を契約する際の注意点について解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
駐車場を契約したのに車が入らない?
アパートやマンションの駐車場は、さまざまな車種を駐車することを想定して作られていますが、実際に駐車場に停めようとすると入らないケースも多く見られます。 駐車スペースの位地関係が悪く、ほかの車両がある状態では入りにくかったり、乗り降りのスペースが十分に確保されていなかったりすることもあるため、事前確認が欠かせません。 また、駐車場の広さは、国土交通省の指針によって定められており、駐車場に停める車種によって異なります。各車種の駐車場幅の目安は、表1の通りです。 表1
出典:国土交通省「駐車場設計・施工指針について」より筆者作成 また、各車種の規格は表2のように定められています。 表2
出典:一般財団法人自動車検査登録情報協会「自動車の種類」より筆者作成 普通乗用車に関しては、「小型乗用車より大きいもの」とされていますが、どの車種においても駐車場の広さはゆとりをもって設計されていることがわかります。
マンションに多くみられる駐車場のタイプ
保有する車が大型の場合、マンションの駐車場タイプを把握しておくことも重要です。マンションの駐車場では、次のようなタイプが多くみられます。 ●平面タイプ ●自走式立体駐車場 ●機械式立体駐車場 「平置き」とも呼ばれる平面タイプは、スーパーやデパートのように広い敷地に駐車スペースを区切っているのが一般的です。天井や屋根がなく、車高の高い車でも停めやすいのが特徴です。 次に、立体駐車場タイプです。自走式の場合は、自分で車を運転し、自身の駐車スペースに停めます。天井があるため、車高の高い車は駐車できないケースもあります。 機械式は、自走式同様に天井がある立体駐車場で、機械を使って車を出し入れするのが特徴です。機械式立体駐車場の場合、機械にセンサーが付いており、駐車できる車両のサイズを超えている場合には、利用できません。
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