渋谷すばる、アルバム発売でラジオ “営業” 活動…ファンクラブ会員激減の窮状から「大人になった」評判とは
10月下旬、元放送作家の鈴木おさむ氏が出演するラジオ番組『JUMP UP MELODIES』(TOKYO FM)への出演を終えたアーティスト・渋谷すばるの姿をキャッチした。 【写真あり】“大人になった” と評判の渋谷すばる 同番組への出演は、10月16日に発売した新アルバム「Lov U」のプロモーションを兼ねたものだ。 「渋谷さんは関ジャニ∞(現在はスーパーエイト)のメンバーとして活躍していましたが、2018年に同グループから脱退し、ジャニーズ事務所からの退所も発表しました。 退所理由は『海外で音楽を学びたい』『ソロで音楽活動したい』というものでしたが、まさに有言実行で、2019年にはアルバム『二歳』を発表し、翌年には『NEED』を発表。精力的に音楽活動に励んできました」 プライベートでは、2021年に元アイドルの女性との結婚を発表。翌年には第一子が誕生するなど順風満帆な様子だが、その内実は大変なものだったと芸能ジャーナリストは指摘する。 「退所後のおもな収入源は、アイドル時代から続けて加入してくれたファンクラブ会員の会費でした。独立当初は5万人弱いたものの、わずか3年で10分の1まで減ったと、2022年に『週刊女性』が報じています。 結婚したことで離れたファンも多いうえ、渋谷さんが取材嫌いであることも一因だと指摘していました」(芸能ジャーナリスト) こうした窮状を経て、渋谷が “大人になった” ことが今回のアルバムからわかるという。 「今回のアルバムは4枚めとなりますが、それまでのアルバムはすべて渋谷さんが作詞作曲していたんです。もちろん、音楽活動がしたくて独立したのですから当然ですが、やはりアーティストである以上、ヒット曲が生まれないことには仕方がない。 そこで、今回のアルバムでは自作の曲はわずか1曲にとどめ、それ以外は外部に託しているんです。ようするに “シンガー” に徹したということですね。 そのおかげが、今回のアルバムは今までにないノリのよさがあると好評です。新たにレコード会社と契約したという事情もあるでしょうが、自己表現ばかりでなく、ビジネスのこともしっかり考えるようになったといえるのではないでしょうか」(同) だが、上記のラジオでは気になる表現も飛び出た。 「リスナーから『まだ写真を撮られるのが苦手ですか』と聞かれた渋谷さんは、『笑ってと言われてもうまく笑うことができない』『恥ずかしい』と、いまだに苦手意識があることを明かしました。元アイドルなのに驚きですが、ミュージシャンですからね。 ただ、今回のラジオ出演のように、自分のアルバムを売るためなら、どこにでも出ていって “笑顔” を振りまく必要があるはずです。アーティストとしてもっと売れるはずなのにもったいないですよ」(芸能記者) アーティストも営業は大切だ。