「私が選手を疲弊させたのか?」ナゲッツ敗退は主力の酷使が原因と指揮官が反省「間違いなく理由の一部」<DUNKSHOOT>
だが、その代償として、先に順位が確定した他のチームのように消化試合を作ることができず、それが主力を酷使し続けることにつながった。 ジャマール・マレー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ニコラ・ヨキッチの先発5人はレギュラーシーズン最終日までコートに立ち続け、マレー以外の4人は73試合以上に出場。彼らが揃ってコートに立った時間は、2位を150分以上も引き離してリーグ断トツの958分だった。 加えて、前年チャンピオンのナゲッツは昨季、ウエストのどのチームよりも長く、6月中旬までシーズンを戦った。これらの要素が疲労としてじわじわと選手たちに蓄積し、大事なゲームで露呈してしまったのだろう。 こうして、一足早く今季を終えてしまったナゲッツ。しかしこれは、逆に言えば疲れを抜く時間が十分に取れるということ。コンディション万全となった来季、彼らが王座に返り咲く可能性も十分にありそうだ。 構成●ダンクシュート編集部
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