メッツ千賀滉大 復帰は6月か この日ブルペン入りも指揮官は「(復帰時期の)日付を言うにはまだ早い」
右肩を痛め、負傷者リスト(IL)入りしているメッツ・千賀滉大投手(31)の復帰時期が6月の見通しとなった。千賀は10日(日本時間11日)、本拠でのブレーブス戦前にブルペン入り。カルロス・メンドーサ監督(44)は「まだ肩の故障に対処しようとしていて、何が起こるかわからない状況だ。彼の(復帰時期の)日付を言うにはまだ早い」と話し、復帰時期は明言しなかった。 【写真】千賀を研究していると明かした元DeNAバウアー 千賀は4月29日に投球再開後初めてライブBPを行い、打者と対戦した。指揮官はこの日「ここではまだ多くのハードルを乗り越えなければならないし、実戦で投げる必要もある」と復帰に向けてまだまだステップを踏ませる考え。この日のブルペン入りを受け、指揮官は「彼の身体が明日、明後日どのように反応するか見てみる」と状態を見極めてから今後のリハビリプログラムを判断する考えだ。当初は順調なら5月下旬にも復帰できる見通しだったが、大リーグ公式サイトのメッツ担当アンソニー・ディコモ記者は、千賀の復帰時期の予想を6月とした。 千賀は2月22日に右肩後部に張りが見つかり、血小板を注入して組織の修復を図る「PRP注射」を受けているなど治療に専念。その後、3月19日に右肩のMRI検査を行った結果、問題がないと診断され、一時はキャッチボール再開までこぎつけた。 だが、3月25日には15日間のIL入りし、開幕をILで迎えることが決定。4月10日に60日間のILに移行した。