大谷翔平、今シリーズも“天敵”パドレスの救援左腕タナー・スコットに苦労…3試合とも終盤対戦し3三振 相手の攻めについて「変わっている感じはしない」
◇8日(日本時間9日) ナ・リーグ 地区シリーズ第3戦 パドレス6―5ドジャース(サンディエゴ) ◆ダルビッシュ絶叫、ドジャースに勝利し天を見上げ雄たけびをあげる【写真】 ドジャースの大谷翔平にとって、今シリーズの天敵は間違いなく、パドレスの救援左腕タナー・スコットだ。この日も8回に対戦して見逃し三振。3試合とも、終盤に対戦し、これで3三振となった。左腕から100マイル近い速球を軸に攻められ、珍しく大谷が速球を前に弾けない。 シーズンの通算成績でも9打数1安打。安打1本も一、二塁間を破るゴロで、なかなか本来の打撃をさせてもらえない。「素晴らしい投手。こちら側がしっかりとしたアプローチで打席に立つことが大事」。大谷もゾーンを絞って真っすぐに照準を合わせているだろうが、分かっていても難しいのだろう。 第1戦で値千金の同点3ランを放ったが、その後は見せ場がない。3試合で通算14打数3安打。大谷は相手の攻めについて「シーズン中と特に大きく攻め方が変わっている感じはしない。ゾーンを保ってシンプルに。そこだけ」。チームにとっても、自身にとっても、流れを変える1本が欲しい。
中日スポーツ