【有馬記念】ドウデュース・武豊騎手 一問一答「勝って終わりたい」
有馬記念(中山、GI、芝2500メートル)を12月22日に控え、ドウデュースに騎乗する武豊騎手が18日、共同会見に臨んだ。 --前走のジャパンCを快勝。振り返って 「天皇賞に続いてドウデュースらしい走りができて、非常に良かったなと思いました。決してレースはいい展開ではなかったですが、力でねじ伏せたというか、改めてポテンシャルの高さを感じる内容でした」 --今の心境は 「いよいよだなという気持ちですし、ドウデュースにとって最後のレースなので、いい緊張感がありますね」 --ファン投票では歴代最多の投票数 「本当にファンの多い馬だなと乗っていて実感しますし、これだけ多くの票をいただいて、結果で応えたいという気持ちは強いですね」 --1週前追い切りに騎乗。感触は 「天皇賞、ジャパンCとすごくいい状態だったんですけど、今回も変わらず非常にいい動き。いい雰囲気ですね」 --連覇が懸かる有馬記念は引退レース 「僕自身も、この馬は長く主戦を務めさせてもらってきた。3年半近くですかね。自分の中心にいた馬なので、最後と思うと寂しさもあるが、それだけに最後、勝って終わりたいなと思っています」 --7月に年内引退が発表された。この期間をどんな心境で過ごしてきたか 「夏ぐらいに今年いっぱいでという話だったので、ラストシーズンにかける思いというのは、すごく強いものがありました」 --海外でのアクシデントや悔しい負けもあった。何度もはい上がってきたドウデュースをどう見てきたか 「一緒に戦ってきた立場なので、もちろんすごくうれしいこともありましたが、悔しいことも何度も何度もあって。でも、そのたびにまた勝ってくれて。すごい馬だなと感じますし、私自身も勇気をもらえることが多かったですね」 --今までで一番、印象に残っていること 「印象深いレースが多いですから、難しいですけど、ダービーもうれしかったですし、去年の有馬記念も私の騎手人生の中でも、大きいレースになったんじゃないかなと思いましたね」 --オグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラックで引退レースの有馬記念を勝利。花道を飾る責任感は