新たなビジネスチャンスを提供 地元企業が集結!産業フェアin信州【長野市】
北信地域を中心に地元企業が、自社の製品やサービスを紹介する展示会が25日から長野市で始まりました。新たなビジネスチャンスが生まれる場でもあります。 「産業フェアin信州」は、北信地域最大級のビジネス展示・商談会として毎年、開催されていて、今年で18回目を迎えました。 ■産業フェアin信州実行委員会・水野雅義 会長 「製品・サービスのPR商談など販路拡大のために、経済交流を活発に行う場が提供出来れば」 今回は、北信地域を中心に、全国から過去最多となる162の企業や団体などが出展しました。上田市に本社を置くコンピュータシステムの設計などを手がける会社。 中小企業の現場が抱える「ある悩み」を解決するための製品を展示していました。 ■記者 「私は今、工場にある機械の前に立っています。目の前に扉があります。これからメンテナンス作業を始めます」 こちらは、工場に機械設備などを導入する前、設計図面を取り込むことで、VR・仮想空間でその設備の使用具合について検証できるというものです。 ■記者 「実際に機械の中に入っていくことができるかどうかという確認もできるわけですね」 出展企業によりますと、いざ、新規に設備を導入しても、作業がしにくかったり、動線が確保できないなど、導入後に改良を加えなければならず、余計なコスト増加につながるケースもあるといいます。 設備投資でのコスト増加は、中小企業にとっては、大きな痛手となります。 ■出展企業システムプラン・原勝敏 社長 「製造業の課題はたくさんあって、どこから手をつけていいか迷っている。実際に対面で話をすると、分かりやすくコミュニケーションできる非常にこういう場を大切にしている」 出展側は、「具体的な提案ができる」と産業フェアを販路拡大のチャンスと捉えています。 一方、来場者側の企業にとっても、優れた技術を知り、課題解決につながるかもしれない貴重な機会です。 ■来場者(大阪・紙製品メーカー) 「レベルの高い会社が出展していて正直こちらも教わることがい多い」 ■来場者(千曲市・機械検査業) 「他の企業もどういう開発をしているのか刺激になる」 両者ウィンウィンのビジネスチャンス、「産業フェアin信州」は、26日まで開かれています。