文化観光推進法で新たに2件の大臣認定、香川県高松市と島根県太田市の取り組み、国が文化観光の推進を支援
文化観光推進法に基づき、新たに2件の取り組みが大臣認定された。認定されたのは、拠点計画として香川県高松市「香川県立ミュージアムを中心とした文化観光推進」、地域計画として島根県太田市「世界遺産『石見銀山遺跡とその文化的景観』文化観光推進」。今回の認定で、拠点計画は36件、地域計画は17件となった。認定する主務大臣は文部科学大臣および国土交通大臣。 今後、国・地方公共団体・国立博物館等による助言や国際観光振興機構(JNTO)による海外宣伝、国等所有の文化資源の文化観光拠点施設での公開への協力など、文化観光を推進するための支援をおこなっていく。 拠点計画は、文化施設の設置者が文化観光を推進する事業者と共同して文化観光拠点施設としての機能を強化するもの。また、地域計画は、市町村または都道府県が組織する協議会において、文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光を総合的かつ一体的に推進するもの。 文化観光推進法では、文化観光拠点施設を中心に、文化についての理解を深める機会の拡大と国内外からの観光客の来訪を促進させ、文化の振興、観光の振興、地域の活性化の好循環を目指している。
トラベルボイス編集部