「僕に憧れる芸人はいない」ザ・マミィ酒井の理想は“負けすぎて愛された競走馬ハルウララ”
編集部 ちなみにファッションのポイントは? 酒井 清潔感ですね。前にテレビで自分を見たときに「きったねぇ……」って思ったんですよ。こんなんじゃ絶対売れないなと。 人間、汚くしようと思ったらどこまでも汚くできるじゃないですか。だから、清潔感だけは持とうと。 岡野 酒井って、パチンコに行くときもちゃんとした格好してるよな。あれは何で? 酒井 パチンコ屋でいちばんお洒落でいようと(笑)。お洒落してれば負けてても負けた人に見えないというか、背中では勝ってたいんですよ。 岡野 出た、ハルウララの考え方だな(笑)。 教訓:清潔感ある服装なら、どんな場面も乗り越えられる どんなシーンでも、清潔感ある身なりでいることは欠かさない酒井さん。逆に言えば、どれだけ性格が良くて仕事ができても、汚らしい格好では、人との距離は遠ざかるばかり。 服装に清潔感を持たせるだけでも、相手に与える印象はかなり変わりそうだ。
◇ 2回に渡ってお届けした芸人・岡野陽一さんの分析による、ザ・マミィ酒井貴士さんの愛され力や人気の理由。 ピュアで憎めない性格や努力家の一面も浮き彫りになったが、次の最終回は、“クズ芸人”のイメージを強固にする酒井さんの最低なエピソードの数々を紹介する。 佐藤ゆたか=写真 ぎぎまき=取材・文
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