AZは移籍金1000万ユーロを要求

アタランタへの移籍が噂される日本代表DF菅原由勢　photo/Getty images

エールディヴィジで躍動する日本代表DFは今夏の移籍市場で注目株になりそうだ。 イタリアメディア『Gazzetta dello Sport』によると、オランダ、AZアルクマールの菅原由勢に対して今季のUEL王者アタランタが熱視線を送っているようだ。 2019年に加入したAZで5シーズンを過ごした菅原。今季も公式戦42試合に出場し、4ゴール9アシストを記録するなど、クラブの主力右サイドバックとして大活躍。今季はエールディヴィジ公式の月間ベストイレブンにも4度選出されており、同リーグ最高の右サイドバックとして各国から高い評価を受けている。 そんな菅原だが、今夏の移籍市場ではステップアップが予想されており、以前からオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースの退団が予想されるインテルが菅原の獲得に関心を寄せると伝えられてきた。しかし、今季のヨーロッパリーグ王者でセリエAの強豪アタランタも今夏に右サイドの補強を目指しており、同選手の動向を注視しているという。 同メディアによると、AZはインテルとアタランタが関心を寄せる菅原に対しては1000万ユーロの移籍金を求め、迅速な交渉成立を望んでいるとのこと。 また、アタランタは菅原について「ここ3年間で彼はエールディヴィジ屈指のサイドバックとして成長した。200試合近く、右サイドバックとして高いパフォーマンスを発揮していたが、時には［4-3-3］のウィンガーとしても起用され、攻撃的な能力も持ち合わせている」と高く評価しているという。