大谷翔平、第1戦直前にハイテンションでファン煽る…ヤンキースとの名門対決「1番・指名打者」で先発
◇25日(日本時間26日) 大リーグワールドシリーズ第1戦 ドジャースーヤンキース(ロサンゼルス) いよいよワールドシリーズが幕を明ける。ドジャースの大谷翔平選手は25日、ヤンキースとのワールドシリーズ第1戦に「1番・指名打者」で出場する。小さい頃から憧れた最高峰の舞台で、「集大成としてこのシリーズを勝って、最高の終わり方ができれば」と意気込む。相手は尊敬するアーロ・ジャッジやフアン・ソトら東の名門ヤンキースだ。待望の東西名門対決となった一戦で、2009年の松井秀喜(ヤンキース)以来となる日本選手のワールドシリーズアーチは出るか。 相手先発はエース右腕ゲリット・コール。今回のポストシーズンは計3試合に登板して1勝0敗、防御率3.31。ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズは1試合だけの登板で、5回途中2失点の内容だった。大谷との対戦成績は20打数4安打、1本塁打。エンゼルス時代の2022年8月に一発を放っている。 大谷は決戦の第1試合前に、キャッチボールを行った。キャッチャーミット持参で投球。術後最多の80メートル前で伸ばして遠投し、最後は捕手を座らせて強めに投げた。帰り際には、ファンサービスでボールを投げ込む前に、右手を方方に上げてをファンをあおる仕草を見せるなど、決戦前にハイテンションだった。 大谷はメジャー7年目で初めてポストシーズンに出場し、42打数12安打、打率2割8分6厘、3本塁打、10打点をマークしている。
中日スポーツ