小林鷹之議員、自民党総裁選に立候補を表明 事務所には「鷹」の置物も
日テレNEWS NNN
来月の自民党の総裁選挙をめぐり19日、小林鷹之前経済安保担当相が立候補表明、第1号となる会見を行いました。中継です。 小林議員の議員会館の事務所に来ています。特別な許可を得て中継しています。小林議員が普段、別の議員や官僚と打ち合わせをするための部屋ですが、部屋の隅には小林議員の名前にもある「鷹」の置物もあります。会見では鷹が古い羽を捨てて、新しい羽を生やすように、党を刷新すると訴えました。 小林鷹之前経済安保相「当選4回、40代、普通のサラリーマン家庭で育った私が派閥に関係なく、今この場に、こうして立っている。その事実こそが、自民党が本気で変わろうとする象徴になると考えます。時代に合わなくなった慣例という古い羽を、勇気を持って脱ぎ捨てて、新しい羽を生やす」 会見で小林議員は、裏金事件を踏まえて「まずは信頼の回復だ」と訴え、党の政策活動費を透明化する考えを強調しました。 ただ小林議員は、安倍派などの「裏金の問題」が指摘された中堅・若手議員の支援も受けています。 こうした議員を政府や党のポストに起用するかを問われたのに対しては「国民の一定の理解が得られた時点で、適材適所の人事を行う」と起用に含みを残しました。 小林議員は大学時代、ボート部に所属していたということで、実際にボート部で使われていた、ボートをこぐためのオールの先端が置いてあります。 小林議員に対しては、党内から経験不足を不安視する声もあります。ある側近議員は「ボート部時代に培った調整力をベースに、チーム力でカバーしていく」と強調していました。