家族3人で暮らす、すっきりとしたおくむらさん宅

ものを増やさないように気をつけていても、気がつくとものが増えて家が散らかっている…という悩みを持つ方、必見。整理収納アドバイザーとして片づけレッスンを行うおくむらまいこさんに「家にものが増えない3つのルール」を教えていただきました。 【写真】おくむらさん宅のすっきり玄関

ルール1：衝動買いはしない

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家が散らからないようにするために、ものとは上手につき合いたいと思っています。そのため、私は基本的に買い物には慎重で、衝動買いをすることはありません。 買い物中に「これ欲しい！」と思うものに出合っても、本当に欲しいものなのか、きちんと活躍させることはできるのか、収納場所はあるのか、長い期間大切にできるのか…などを考えながら、一旦気持ちを落ち着かせるようにしています。 本当にそのもの自体を所有したいというより、“なんでもいいからなにか欲しい”という買い物欲が瞬間的に湧いている場合も多く、時間を置くと欲しい気持ちは落ち着くことがほとんどです。時間をおいてから冷静に考えてみて、いい買い物になりそうだと感じたら、そこで初めて実際に購入するかどうかを検討するようにしています。 ネットの場合はいつでも購入できますが、出先で急に欲しいものと出合った場合は悩みどころ。しかし、慌てて購入して失敗もしたくないので、その日はそのまま帰宅して後日また買い物に行った…なんてことも今までに何度もありました。買い物の効率としては悪いですが、そうまでして手に入れたものは、思い入れも強くなり、ずっとお気に入りとして活躍させることができています。

ルール2：外から入ってくるものに注意する

家が散らからないようにするために、買い物の仕方に気をつけていても、ものが増えなくなるわけではありません。 その原因の1つが、「外から入ってくるもの」です。無料で配っているものや郵便物など、自分が意図していないのに家に入ってきてしまったもの。それらが散らかる原因であることが多いと感じています。 そのため、無料のもの（景品や試供品など）はなるべくもらわない、郵便物はすぐに確認して不要なものはその場で捨てるなどを心がけています。 そのほかには、「家族が外から持ち込んだもの」も散らかる原因になりがちです。仕事や学校から持ち帰ったものが、気がつくとその辺に置きっぱなしにされていることも…。今後また持ち出すときまでしまっておくものなのか、そもそも必要ないものなのかなど、その場で確認して片づけてもらうように声かけをすることもあります。