8度の優勝誇るセリーナが観戦、決勝進出ディミトロフとは抱擁交わし勝利を祝福<テニス>
マイアミ・オープン
女子テニスで元世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)は29日、男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)シングルス準決勝2試合を観戦。決勝進出を果たし大会初優勝に王手をかけた第11シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)とは試合後に抱擁を交わした。 【動画】ディミトロフ 圧巻のプレー、ネットに当たりコース変わったボールに反応 グランドスラム女子シングルスで23勝、史上初の単複ゴールデンスラム達成、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では6度の優勝を誇るセリーナは2022年の全米オープンを最後にツアーから離脱。現役引退は明言していないものの、家族との時間を優先することを発表しており、昨年5月には第2子の妊娠を公表し、8月に次女の誕生を報告した。 そしてマイアミ・オープンの男子シングルス準決勝2試合の観戦に訪れたセリーナ。同大会では2002年~2004年、2007年・2008年、2013年~2015年の8度の優勝を誇る。 この日、シングルス準決勝1試合目では第2シードのJ・シナー(イタリア)が第3シードのD・メドベージェフを6-1, 6-2のストレートで破り2年連続の決勝進出。もう一方の準決勝では第11シードのディミトロフが第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで下し大会初の決勝へ駒を進めた。 そして男子プロテニス協会のATPが運営するTennis TV公式アカウントは決勝進出を決めた2選手とセリーナが交流する様子を公開。ディミトロフとは笑顔で会話した後に抱擁し勝利を祝福した。 なお、シナーとディミトロフのシングルス決勝戦は現地31日に予定されている。
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