「ブラック・レイン」デジタル・リマスター版、1月24日より全国4館・1週間限定で日本最終上映! 1月末で国内上映権が終了
「グラディエーター」「エイリアン」など数多くの名作を生んだ巨匠・リドリー・スコットが監督を務め、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健さん、松田優作さんらが出演した「ブラック・レイン」デジタル・リマスター版が、日本公開35周年を迎える1月24日よりシネマート新宿ほかで1週間限定で上映されることが決定した。公開当時の予告を復刻させたレトロ・ロング予告編が披露された。 【動画】「ブラック・レイン」デジタル・リマスター版 レトロ・ロング予告編 89年に公開された本作は、スコット監督が製作費約59億円をかけて大阪での本格ロケを敢行したクライム・アクション巨篇。日米を代表する豪華スターが共演して大ヒットを記録した。松田さんのハリウッドデビュー作であり、劇場映画作品としては遺作となったことでも知られている。松田さんが俳優人生をかけて挑んだ鬼気迫る演技と圧倒的な存在感に、デ・ニーロも共演を熱望したと言われている。 汚職の疑いをかけられたNY市警の刑事ニック(ダグラス)と同僚のチャーリー(ガルシア)は、ニューヨークのレストランで日本のヤクザ・佐藤(松田)が別の日本人を殺す場面に遭遇する。激しい格闘の末、佐藤を逮捕した2人は、日本の大阪府警に佐藤を引き渡す任務で訪日する。ところが、引き渡し直前で佐藤は仲間の手によって逃亡。ニックとチャーリーは言葉も通じず、捜査権限もない大阪で佐藤の追跡に乗り出す。そんな二人のお目付け役となった松本警部補(高倉)と共に捜査を開始するが、彼らを挑発するかのように佐藤は新たな事件を起こす。 劇場公開から35年、高倉さんの没後10年、松田さんの没後35年という節目の年を迎えた本作は、1月末日をもって国内上映権が終了。上映期間の延長がない日本最終上映となる。 予告編は、懐かしいフィルムの質感で、若かりし豪華キャストたちの乱闘シーンからシリアスなシーンまで本作の見どころが詰まった特別な映像に仕上がっている。 「ブラック・レイン」デジタル・リマスター版は、1月24日よりシネマート新宿、キネカ大森、センチュリーシネマ(愛知)、アップリンク京都で1週間限定公開。