山本智大「日本のリベロが世界のトップということを示す」ブラン監督が悩んだ1枠…パリ五輪代表発表
日本バレーボール協会は24日、今夏のパリ五輪男子日本代表12人を発表した。石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(らん、サントリー大阪)、西田有志、リベロの山本智大(大阪ブルテオン)らが8強入りした21年東京五輪に続く2大会連続出場となった。 フィリップ・ブラン監督は守備を専門とするリベロは「1枠」と決めて、世界屈指の力を持つ山本と小川智大(ジェイテクト)の2人で選考してきた。五輪前哨戦のネーションズリーグでも両者に出場機会を与え、最後まで悩んだと明かした。「山本さんはフロンターサーブのレシーブ、小川さんはディグ(サーブレシーブ以外をさす)の技術が向上した。2人とも成長した。2人の差は小さいもの。でも1人を選ばないといけない。感情的には厳しいものがあった」と振り返った。最後に「山本さんが効果的なプレーで抜きん出ていた」と決断したという。 山本は日本協会を通じ「日本のリベロが世界のトップということを示し、メダル獲得に向け自分の役割をしっかりと全うしたいと思います。オリンピックではメダル獲得を目指し頑張ります」と覚悟を示した。
報知新聞社