【K-1】玖村将史が決勝で金子晃大とのリベンジマッチを熱望、璃明武と大久保琉唯は「下馬評を覆して2人で決勝を」、金子は「感謝です」
2024年7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX』の記者会見が、5月29日(水)都内にて行われた。 【写真】金子との4度目の対決を決勝で実現させると宣言した玖村 今大会で行われる『K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント』開幕戦に出場する外国人4選手、および1回戦の対戦カードが発表された。 ▼K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント1回戦(1) 3分3R延長1R 金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者) カン・メンホン(カンボジア/International Fight Gym/IPCCクンクメール世界-54kg王者) ▼K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント1回戦(2) 3分3R延長1R 璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス/王者) ルカ・チェケッティ(イタリア/WAKO世界バンタム&フェザー級王者) ▼K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント1回戦(3) 3分3R延長1R 玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス) アントニオ・オルデン(スペイン/El Origen Thaimartin/Orden Team/はWBCムエタイ世界フェザー級王者) ▼K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント1回戦(4) 3分3R延長1R 大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER) ジャオ・ジェンドン(中国/深セン盛力人和ファイトアカデミー/CFP/2022年貴州台江全国キックボクシング招聘試合-52kg級16人トーナメント優勝) 会見に出席した日本人4選手の質疑応答は以下の通り。 ――対戦相手の印象は? 大久保 「パンチャーだなって印象。でも回転力は自分の方があるし、スピードで圧倒しようかなと思います」 璃明武 「直近のK-1に参戦しているので分かりやすい相手なのかなと思います。上の階級のベルトを持っているのでパワーはあるのかなと思っています」 玖村 「サウスポーで背が高くてムエタイスタイルのいい選手だと思いますが、今回は相手どうこうではなくてしっかりKOを見せたいなと思います」 金子 「ひと言で言えば感謝ですね」 ――どんな勝ち方をしたい? 大久保 「下馬評を見ても勝てないと思われているけれど、7月の試合でいい勝ち方をして『大久保行けるんじゃないか』っていうのを示したいです」 璃明武 「分かりやすいのは一番はKOなのでKO出来るのが理想ですけれど、圧勝ですね」 玖村 「70kgの大会で日本人選手が全員負けてしまって世界の強さを痛感したと思いますが、55kgは日本人が強い、K-1が強いってところを僕がしっかり見せたうえで倒して勝ちたいです」 金子 「このトーナメントが開かれた意味、この試合尾の意味、それも含めて感謝を伝えたいと思います」 ――金子選手の相手はクンクメール最強という男だが、どういうイメージ? 金子 「クンクメールは詳しくは分からないです。感謝しかないです。それ以外にもこのトーナメントが開かれたことに感謝しています」 ――玖村選手から再戦のアピールがあったことをどう思った? 金子 「ただただ、感謝しか出てこないです」 ――璃明武選手と大久保選手、決勝で金子vs.玖村戦を望む声や予想する声が多くなると思うが、そうはさせないとの気持ちはある? 大久保 「ありますけれど、金子選手と玖村選手を見たいという人もいるでしょうが、出るからには勝ちに行くのでそこは阻止します」 璃明武 「見たいという意見があるのはいいと思うけれど、だったら日本人2人vs.外国人2人でやればいい。でも自分と大久保選手が呼ばれたというのが現実なので、そこはしっかりぶっ飛ばしたいと思います」 ――玖村選手の決勝で戦いたいとの言葉に金子選手は感謝だそうだが、それに返したい言葉はありますか? 玖村 「感謝で返したいです。ここまで55kgが盛り上がってきたのも金子選手がいたから盛り上がったと思うし、ここまで強くなれたのも金子選手のおかげなので、しっかり感謝してリベンジしたいと思います」 ――玖村選手は私生活で残念なことがあったようだが、ファイターとして影響はあるか? 玖村 「相手がいることなので詳しくはここでは言えないですけれど、今はこのトーナメントで優勝することだけに集中しています。次の試合を見てくれれば成長が分かると思うので、そこをみんな楽しみにしていて欲しいなと思います」 ――玖村選手にそういうことがあったが、金子選手は私生活でそういうことがあったら影響するタイプ? 「そもそもそれを知らなかった。僕だとしたら感謝ですね」 ――玖村選手はリベンジに向けてどのようなトレーニングをしてきたか? 金子 「心技体、全て上げてきました。今まで以上に自分と向き合って何が足りないかを考えてトレーニングしてきました。簡単に言えば、前はフィジカルとかは一切してなかったんですが、身体を全部強くしています。以前はやっていなかったし、まだまだ伸びるなって。手を付けていなかった部分なので。55kgでパワーで負けてると感じたことはなかったけれど、フィジカルもしていけば余計に負けない感じがしています」 ――金子選手にとって、今回のトーナメントは選手人生の中でどういう位置づけ? 金子 「どういう位置付けとかはないですけれど、ただこのトーナメントが起きたことに対して感謝です」 ――感謝するきっかけが最近あった? 金子 「きっかけとかはなく、単純に感謝です」 ――大久保選手はトーナメント出場が発表されてから批判的な意見が出たが、ストレスやプレッシャーはあるか? 大久保 「全くストレスは感じないし、言ってる人には黙ってろって感じです。SNSで自分は結構言われる方だと思うんですけれど、発信しているからこそだと思いますが、ごちゃごちゃいろいろな人が言ってきて、そういう人に対しては気にしないですし、黙って見ていてくれって感じです」 ――55kgの身体作りはどう進めている? 大久保 「たんぱく質を摂るようにしています。前までは 毎日甘いもの食べていたけれど(笑)、最近はたんぱく質を摂るようにしています。通常体重も53kgの時よりは増えましたし、身体つきも大きくなったと言われているので、楽しみにしててください」 ――玖村選手はトーナメント全体を見てどういう印象? 玖村 「ここで一番になったからといって、胸を張って世界一になったとは見ているファンの人も思わないと思うので、だからこそ優勝して、K-1の王者が世界一と言われるように優勝してその先に進んで行きたいと思います」 ――70kgのトーナメントは日本人が全滅した。55kgは世界トップレベルにあるとの自負はあるか? 玖村 「間違いなく世界レベルだと思っているので、そこを証明していきたい。今回のトーナメントに関しては金子選手にリベンジするためのトーナメントだと思っているので、そこしか見えてないです。K-1の55kgが世界で一番だと思っているので」 ――決勝戦で誰と戦いたいかい、具体的に1名あげるとしたら? 大久保 「ここは逆ブロックで璃明武選手に引っ繰り返してもらって、お互い下馬評を覆して決勝をやりたいなと思います」 璃明武 「同じことを言おうと思っていたのに言われてしまいました(笑)。大久保選手はいい選手だと思うので大久保選手で」 玖村 「金子選手ですね」 金子 「僕は、僕と言ってもらえる選手がいるっていうのでそこに感謝です」 ――金子選手、元同門の菅原美優選手が今日結婚を発表したが、メッセージはある? 金子 「結婚というものが僕はよく分からないけれど、感謝ですね」 ――玖村選手、この先に進んでいきたいとのことだが、この先のビジョンは? 玖村 「海外の強豪、名前のある選手を倒していきたいです。55kgはあまり分からないですが、ONEの選手とはやりたいです」 ――玖村選手、元彼女に最後にひと言うとしたら? 玖村 「感謝です(笑)」
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