円安進行、一時1ドル=158円40銭台に…ニューヨーク外国為替市場
【ラスベガス=小林泰裕】7日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時、1ドル=158円40銭台に下落した。昨年7月中旬以来、約半年ぶりの円安・ドル高水準となった。
7日に発表された米国の経済指標が市場予想を上回り、インフレ(物価上昇)が長期化するとの観測が広がった。米長期金利が約4・7%と、昨年4月下旬以来の水準に上昇したことで、日米の金利差拡大が意識された。
運用面で魅力の高まったドルを買い、円を売る動きが優勢となった。