【続報】南アルプスへの林道土砂崩れで孤立の148人にけがなく20日にヘリ救助へ…土砂撤去は安全確認後に2日がかりか(静岡市)
静岡市葵区の南アルプスにつながる林道で土砂崩れが発生し、19日 午後5時現在、少なくとも148人が孤立している状況です。けが人はいないということです。 静岡市によりますと、土砂崩れは「林道東俣線」の起点から北方面に11.2キロの地点で発生し、林道上に約700立方メートルの土砂が堆積していると推測されています。孤立している148人は、この現場よりも上部にある「椹島ロッヂ」に宿泊している一般登山者や、ロッヂ関係者、リニア中央新幹線工事の作業員などだということです。これまでに1人が体調不良を訴えたため、消防ヘリが救助し、病院に搬送したということです。熱中症とみられています。 残りの孤立者については、20日 午前6時ごろから、静岡県と静岡市のヘリコプターが救助に向かう予定だということです。また、土砂については、現場の安全が確認でき次第、撤去を開始する予定だということですが、撤去作業には少なくとも2日はかかるとみられています。