ヤンキースは16年7億6000万ドルでソト引き留めに失敗「ジャッジが連絡していたら」NY報道
FAフアン・ソト外野手(26)がメッツと15年7億6500万ドル(約1147億3650万円)で契約合意に達し、ヤンキースはあと一歩のところで敗れた。競合するレッドソックス、ドジャース、ブルージェイズがいずれも7億ドルを超すオファーを提示する中、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン氏によると、ヤンキースのオーナーのスタインブレナー氏は最終的に「16年7億6000万ドル」まで引き上げたという。 ヤンキースメディア「ヤンクスゴーヤード」は「ヤンキースは疲れ果てた争奪戦の末、ソトの復帰を恥ずかしくも逃した。長い交渉の末、ソトは望みをかなえた。ブロンクスを去ったことよりもさらに最悪なのは彼の選んだ先が、おそらく同額のオファーを出していたメッツだった。〝うーん〟と言うしかない」と〝悲報〟を伝えた。 さらに「おそらくジャッジはシーズン終了後、音沙汰を失うのではなく、連絡を取るべきだったのだろう」とも…。キャプテンのジャッジはチームがソト離脱の危機に直面しながらも「連絡を取っていません。じっくり考えていい決断をしてほしい」などと大きな関心を示さず、これが〝消極姿勢〟だとして多くのメディアが問題視していた。それが直接の原因ではないにしろ、昨オフの山本由伸(ドジャース)に続いての獲得失敗。今回も遜色ない高条件だっただけに悔やんでも悔やみきれないだろう。
東スポWEB