ポルシェのフル電動SUV 新型マカン 第二世代でマカン4とマカン・ターボをワールドプレミア
フル電動化された新型マカン
■ポルシェはフル電動化された新型マカンを発表した 最高出力639psのパワートレインを搭載した第2世代のマカンは、あらゆる路面でEパフォーマンスを発揮し、日常における高水準の使いやすさを実現するという。スポーツカー然とした性能は、270kWの高性能急速充電と613kmの航続距離(WLTP)によって達成されると発表された。 【写真】EVとなった新型ポルシェ・マカンの写真とプロトタイプをみる (73枚) ポルシェマカンは発売から10年を経て、フル電動モデルの第2世代に移行する。新型マカン4とマカン・ターボは、時代を超越した先進的なデザイン/ポルシェならではのパフォーマンス/長い航続距離/高い実用性によって、SUVを選択するポルシェユーザーの要件を完全に満たすことを目指すという。 ポルシェ取締役会会長のオリバー・ブルーメは、シンガポールのワールドプレミアにおいて「卓越したEパフォーマンス、新しいドライバーエクスペリエンス、そして非常に印象的なデザインによって、マカンをまったく新しいレベルに引き上げます」と意気込みを語った。 また「当社の目標は、フル電動化されたマカンによって、このセグメントで最もスポーティなモデルを提供することにあります」とマカン製品ライン担当のイェルク・ケルナーは述べた。 ポルシェは、フロントとリアのアクスルに最新世代の永久励磁型PSM電気モーターを採用することで優れた効率を達成し、出力の最適な再現性を可能にするという。数値からもトップクラスのEパフォーマンスであることが証明されると語る。 ローンチコントロールとの組み合わせによりマカン4は最高出力408psのオーバーブースト・パワーを発生し、マカン・ターボは最高出力639psを誇るという。 最大トルクはそれぞれ66.28kg-mと115.23kg-mで、優れた走行性能が保証され、静止状態から100km/hまで、マカン4は5.1秒/マカン・ターボはわずか3.3秒で加速し、最高速度はそれぞれ220km/hと260km/hに達すると付け加える。