他球団が欲しがっている!? セ・リーグのトレード注目投手(3)阪神の候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたセントラル・リーグの投手を紹介したい。
岩田将貴
・投打:左投左打 ・身長/体重:178cm/75kg ・生年月日:1998年6月16日 ・経歴:九州産大九州高 - 九州産業大 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト1位 プロ2年目に支配下契約を勝ち取った岩田将貴だが、ファームで安定した数字を残しながらも、ここまで一軍登板の経験がない。 九州産業大では1年春から公式戦デビュー。2年春にはリーグMVPを受賞する活躍を見せたが、左肘のコンディション不良に悩まされ、3年時以降は登板数を減らした。それでも、将来性を評価され、阪神タイガースから育成選手ドラフト1位指名を受けた。 ルーキーイヤーからファームで結果を残すと、プロ2年目の7月に支配下登録を奪取。同年は一軍登板こそなかったが、ファームでは41試合の登板で、4勝1敗、奪三振率9.56、防御率1.97の好成績を収めた。 しかし、昨季は44試合の登板で防御率4.85とファームでの成績を落とし、一軍登板がないままシーズン終了。それでも、今季はファームで防御率0.79と傑出した数字を残している。 独特なフォームの変則サウスポーは希少性が高く、その上、制球力も高い岩田には注目する球団がありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部