【おじさんの韓国旅】実はソウルより美味しい? 噂の「釜山」へ行ってみた!(後編)【自分勝手な週末旅】
今、UOMO世代が韓国を旅するならソウルよりも釜山がアツいらしい。渋くておいしい飲食店、漁港、古きよき韓国が感じられる街並み、ローカルな温泉街。おじさんに刺さる要素しかない韓国第二の都市・釜山を、ソウルに足しげく通うNEATデザイナー・西野大士が2泊3日で食べまくり! 【写真】おじさんの韓国旅|「釜山名物」のグルメをもっと見る
フグか?タラか?「魚介スープ」を飲み比べ
海岸線が美しい「海雲台」と呼ばれるエリアは高級ホテルも立ち並ぶ人気のエリア。「市場がある場所は雑多で古きよき空気感でしたが、こちらはアメリカの西海岸のような洗練された印象。魚介のスープはフグもタラも甲乙つけがたい…。どちらかというとフグのほうがあっさり、タラのほうがしっかりしたスープだったので、二日酔いの朝ならフグ、飲んだ後の深夜はタラかな(笑)。店の近くから望むビーチも絶景で気持ちいい」。
人だかりの先には「イカの混ぜそば」が!
国際市場付近に急な人だかりを発見。そこはイカの混ぜそばが人気の店だった! 「若くてしゃれてる人が集まってて何事かと驚き。店内は割と渋めだし、メニューも2種類のみで、なぜ?と不思議でしたが、この混ぜそば、超うまい! 冷たいイカや野菜と温かいそばをヤンニョムで和えたピリ辛具合がたまらないっす。余談ですが店員の男の子が妙におしゃれで気になりました(笑)」。
注目エリア「水営区」のカフェでひと休み
もともとは市場近くにある古い町並みだったが、最近しゃれたカフェやバーができ始めた注目のエリア。「韓国は街の進化が目まぐるしくて楽しい。まだ開発されきっていない今のうちが狙い目ですね」。
「スーパーヴィンテージ×ラーメン」って?
ヴィンテージショップですすめられた、やはりヴィンテージを陳列するラーメン店へ。「激レアなコレクションがまさかここで見られるとは。マニアは絶対テンション上がります。味噌ラーメンのみというこだわりも面白い」。
釜山のホルモンは「外で食べる」のがいい!
カントン市場の程近く「ホルモン通り」と呼ばれるエリアにはコプチャンの名店が連なる。「外にテーブルがあって屋台みたいに活気がある。雰囲気にのまれて隣の人と乾杯しちゃいました」。
ついグルメにばかり注目したくなる釜山だが、近年はしゃれた店も続々とできている。「ご飯がおいしくて、買い物やアートも程よく楽しめる釜山は、バランスが最高。古着店では目移りしそうな量のアイテムに、思わず本気買いしてしまいました(笑)。器の店、海雲台のギャラリー、NEATの韓国スタッフに教えてもらったヴィンテージウォッチ店など、どれも洗練されていて、ソウルに負けない!という若者たちの気概を感じられるのがいい」。