大地真央「期待を裏切らない第3弾」タイでの第1話撮影レポートが公開<最高のオバハン中島ハルコ>
大地真央が主演を務めるドラマ「最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~」(毎週土曜夜11時40分‐0時35分、フジテレビ系)が1月4日(土)より放送される。この度、本作の第1話の見どころであるタイでの撮影レポートと大地のオフィシャルインタビューが公開された。 【写真】タイの船着き場で撮影中の大地真央、GEE SUTTHIRAK、松本まりか ■笑って怒って少し泣ける痛快デトックスエンターテインメント 本作の主人公・中島ハルコ(大地)は、名古屋出身、超絶セレブの美容外科医。この世で一番の自分勝手、ドケチで毒舌満載のスーパーマダムだ。そんなハルコさんがひょんなことから知り合ったグルメ雑誌編集者の菊池いづみ(松本まりか)を振り回しながら、世の庶民の悩みをばっさりと斬り倒していく。 ハルコの“助さん格さん”役である合田雅吏、蕨野友也らおなじみのメンバーも登場する。 2021年の第1弾では、地元・愛知を舞台に、2022年の第2弾ではモノづくりの町・岐阜を舞台にスーパーマダムが大暴れ。第3弾となる本作は、満を持してアジアに進出。日本だけでなく、タイ、カンボジアも舞台となる。 ■タイ警察が全面協力…世界遺産アユタヤ遺跡を貸し切ってド迫力撮影 アユタヤ遺跡を背景にした第1話冒頭の撮影は朝6:30からスタート。タイ警察の全面協力のもと、約100メートルの道路が3時間通行止めにされた。朝日が昇ると、さらに美しく映えるアユタヤ遺跡。その中でドローンカメラを使い、上空からいづみと遺跡をダイナミックに撮影。 アユタヤ遺跡での撮影にあたり、ドローンカメラへの目線や俯瞰のタイミングを意識し、何度も練習を重ねた松本は「アユタヤを貸し切って撮影することで、まるでアユタヤを独り占めしているかのような贅沢な時間でした。なにより共演したゾウがあたたかい目で見守ってくれて、その存在感から多くのことに気付かされ、心が温かくなるような気持ちをもらいました。この撮影を通じて、大好きなタイをたくさん楽しんでいきたいと思います」と語った。 ■体感温度は40度…約2時間にわたるゾウの上での撮影に大地真央が弱音をポロリ 豪華なタイの伝統衣装を身にまとい女王のような美しさで登場したハルコは、朝8時過ぎから10時頃までの約2時間をゾウの上で過ごした。ゾウは非常に賢く繊細な動物と言われ、自分の置かれた状況や周囲の環境に敏感で、ストレスを感じると不安定な行動をとることもあるそうだが、この日は終始ご機嫌。 ゾウも、何度も繰り返される同じセリフのカットを見事にこなしていた。まるでハルコに従っているかのように、その動きは見事に操られこのシーンの撮影が終了。すると「酔いそう」と思わず大地が一言。ゾウの上には台座があるものの、歩くたびに揺れるのを2時間も繰り返したため、なかなか大変だったようだ。 ■“ロマンス詐欺”をテーマにした第1話のあらすじ 40歳になったグルメ雑誌の編集者・菊池いづみはタイ・バンコクに来ていた。ネットで知り合ったタイ在住のシンガポール人編集者とデートの約束があったのだが、どうやらすっぽかされたことに気付く。 そこに毒舌満載の名古屋マダム・中島ハルコが象に乗って現れ、いづみの都合など聞かず、「ついてこい!」とタイの町に繰り出す。 タイの財閥、ターラー一族の御曹司・ラン(GEE SUTTHIRAK)に案内されながら、タイを練り歩くいハルコといづみ。タイで美容関係のビジネスを進めようとしていたハルコはすでに巨額の投資をしていたが、開発予定地はただの荒れ地だった。まさかの投資詐欺に遭い、騙されたことに気付いたハルコは、ショックのあまり寝込んでしまう。 ハルコに投資の話を持ち込んだのは友人の歯科医・頼子(熊谷真実)だった。ネットで知り合ったカンボジア人の医師・パン(Davuth Chheang)と意気投合し、言われるがまま投資に手を出したが、その後、連絡が途絶えたという。ところが、頼子がやりとりしていたのは本物のパンではないことが発覚。なりすまし犯によるロマンス詐欺だったと判明し、ハルコは怒りに震える。 そんな中、いづみのことを好きだったはずの空間プロデューサー・熊咲(草野イニ)が突然、婚約者・マリリン(星野奈緒)を連れて現れ、いづみの運命も動き出す。 ■大地真央(中島ハルコ役) スペシャルインタビュー ――シリーズ第3弾ということで、顔なじみのスタッフの皆さんも多いと思いますが、現場の雰囲気はいかがでしょうか。 大地:やっぱり懐かしいし、またこうして集まれたということを本当にうれしく思っています。雰囲気がとてもいいですね。信頼できるスタッフの方々と安心してお仕事ができる。だからこそ私は演じることに集中できますし、何よりもストレスがないですね。 ――改めて中島ハルコという役の見どころを教えてください。 大地:本当に忖度なくバサッと斬っていくハルコさんですが、やはり根底にはとても愛がある。だからこそおせっかいなぐらい人のため世のためにエネルギーを使える。そこが中島ハルコの魅力だと思います。 ――大地さんとハルコの似ているところはありますか? 大地:いやいや、似ているところなんてそんな僭越なことは言えないです。やっぱりハルコさんは、スーパーウーマンでなかなかいない方ですが、やっぱり演じている以上は一番の理解者でありたいし共感はしています。 ――ちなみに大地さんは最近、何かに怒ったことはありますか? 大地:怒ったというか…シリーズ第2弾の時にハルコさんの撮影が終わって、ヘアメイクもそのままに大急ぎでペットショップに行ったことがありました。 店員さんに「子猫を抱っこできますよ」と言われた時、ハルコモードが抜けていなくて「この子、生後3カ月は親元にいさせるべきでしょ!」とスイッチが入ってしまって、店員さんが後ずさりをしていました(笑)。怒ったというよりは、ハルコモードで反射的に反応してしまったんです。その時は普通に対応したつもりだったのですが、ちょっと時間が経ち冷静になって「あれちょっと私と違ったな、今のはハルコだったな」ということがありました(笑)。 ――ちなみに大地さんは誰かに叱られたことはありますか? 大地:私、あまり叱られた記憶がないんです。私がそういう記憶を忘れているのかしら(笑)。勝手に自分で落ち込んだりというのは何度もあります。小さい注意というのはきっとあるんでしょうが、それはやっぱり言っていただけるうちが花なんだなとずっと思ってきました。割と素直にそういうことも聞ける方だったので、怒られたという印象で記憶に残っていないのかもしれないですね。 ――共演者の方とどのような作品を作り上げたいと思っていらっしゃいますか? 大地:今までと変わらず、見てくださった方々が見て良かった、スカッとした、勇気をもらえた、元気をもらえたというドラマにしたいと思います。今までそういう意見や感想をいただいているので、今回もそうなれると思いますし、そうなります(笑)。 ――改めて視聴者の皆さんに一言お願いします。 大地:「最高のオバハン中島ハルコ」の第3弾となります。本当に応援してくださった皆様方のおかげだと思っております。その期待を裏切らない第3弾になると思いますので、ぜひご覧いただきたいと思っております。よろしくお願いします。