中京大からJへ…すでに特別指定選手、有働夢叶「大分を代表する選手に」J3富山の深沢壮太は「7ゴール7アシスト」
中京大は4日、来季Jリーグに入る4選手の合同記者会見を名古屋キャンパス(名古屋市昭和区)で開いた。J1柏にDF桑田大誠、J2大分にFW有働夢叶(しゅうと)、J3富山にMF深沢壮太、J3岐阜にGK山口畝良(せら)が進む。J1選手を輩出するのは、2003年に千葉入りしたMF楽山孝志以来。 大分入りする有働は、京都府木津川市出身。今季、すでに特別指定選手として12試合に出場しており高田哲也アカデミーテクニカルダイレクターから「即戦力として考えている」と期待の言葉を受けた。ただ本人は「12試合出て1アシストと、結果のところでは自分の思っていたような結果ではなかった」と課題を口に。大学では、サッカーIQの高さ、機動力も高く、前線で持ち味を発揮した。目標は、J2から世界に羽ばたいたFW古橋亨梧(セルティック)。「大分を代表する選手に1年目からなっていきたい」と意気込んだ。 富山入りする深沢は、大阪府東大阪市出身で、J2愛媛のMF深沢佑太が兄。サイドバックながら今季7得点5アシストをマークし、遠藤善主強化部長も「左サイドバックのスタメン候補」と期待を掛ける。自らが現在付ける背番号にちなみ、1年目から「7ゴール7アシストを目指して頑張っていきたい」と野心的。ビルドアップを武器に、兄を越える存在となる。
中日スポーツ