ZOZO切符もかかる日本一決定戦 中島啓太、アダム・スコット、平田憲聖らが出場
◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前情報◇東京ゴルフ倶楽部(埼玉)◇7251yd(パー70) <2023年大会>石川遼は涙の惜敗 ゴルファー日本一の称号をかけた大会が10日(木)から4日間、賞金総額2億1000万円で120人が出場して行われる。89回目のことしは日本ゴルフ協会(JGA)創立100周年で、会場は埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部。手嶋多一が優勝した2001年以来、大会最多8度目の開催となる。 大阪・茨木カンツリー倶楽部西コースで行われた昨年大会は、岩崎亜久竜が最終日に「65」をマークし、通算8アンダーで3打差を逆転。プロ4年目でツアー初優勝を飾った。岩崎は9月「ANAオープン」で通算2勝目、2週前の「バンテリン東海クラシック」5位と好調をキープ、大会連覇に臨む。 2022年大会(兵庫・三甲GCジャパンコース)で、第1回大会(1927年)の赤星六郎以来95年ぶりのアマチュア優勝を飾った蝉川泰果、今季4勝で賞金ランキング1位の平田憲聖、前週「ACNチャンピオンシップ」優勝の金谷拓実、大会初制覇を狙う石川遼らもエントリーした。 昨季賞金王で欧州ツアー参戦中の中島啓太が4月「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」以来の日本ツアーに参戦。また米ツアー通算14勝のアダム・スコット(オーストラリア)が昨年に続いて8度目の出場を果たす。 2週前のツアーデビュー戦「バンテリン東海クラシック」でローアマ(17位)を獲得した16歳の松山茉生(福井工大福井高)は6月「日本アマ」優勝の資格でフィールド入り。ツアー通算18勝で10月から米シニアツアーのプレーオフシリーズに参戦する藤田寛之は渡米前ラストマッチとして出場。同じくシニアのチェ・ホソン(韓国)が9月「日本シニアオープン」優勝者として出場する。 本大会終了後の賞金ランキング上位8人には10月24日開幕の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CC)の出場権が付与される。日本ツアーメンバーの出場権保持者は、6月「BMW日本ゴルフツアー選手権」優勝の岩田寛、米ツアー1勝の小平智の2人。現在の賞金ランク上位8人は平田、金谷、桂川有人、杉浦悠太、米澤蓮、木下稜介、小木曽喬、幡地隆寛となっている。 <主な出場予定選手> 石川遼、稲森佑貴、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、金谷拓実、木下稜介、小平智、杉浦悠太、アダム・スコット、蝉川泰果、谷原秀人、中島啓太、幡地隆寛、平田憲聖、藤田寛之、宮本勝昌、米澤蓮