白身魚のうまみ凝縮!「鯛のカルパッチョ」格段に味が変わる激ウマの秘密とは【プロが教えるおうちイタリアン#25】
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東京都千駄ヶ谷にある隠れ家的イタリア料理店『Bistro Coco 路地裏』のオーナーシェフ・小野宗隆さんに、おうちで楽しめるビストロ料理を教えてもらう連載企画。 【写真8枚】プロによる「鯛のカルパッチョ」の作り方を写真で見る。おいしく作る最大のコツ“塩締め”で熟成したような味わいに! 今回は、普段のおかずにも、おもてなし料理にもぴったりな「鯛のカルパッチョ」を紹介します。おうちで作るカルパッチョって、なんとなく味が決まらない……という人必見! とっても簡単なひと手間で、劇的においしくなるんです!
魚の濃厚な旨味を引き出すコツは「塩締め」にアリ!
魚介と生野菜にソースをかけるだけ、と手軽に作れる魚介のカルパッチョですが、家で作るとなんだかいまひとつパンチに欠ける……という人も多いのではないでしょうか? そこで、小野さんが実際にお店で作っている方法を聞いてみました。 「おいしく作る最大のコツはたった1つ。それは魚の塩締めです。魚に塩を振って、ペーパーとラップに包んで冷蔵庫で1時間置くだけ。たったこれだけで、魚の旨味が格段にアップするんです。 余計な水分が出て身がプリッと引き締まり、旨味が凝縮されて、まるで熟成したようなねっとりと濃厚な味わいに。塩締めをするのとしないのでは大違い! おいしさが全然違うので、騙されたと思って、ぜひ一度試してみてください」(以下「」内、小野さん) シンプルな料理だからこそ、下ごしらえのひと手間が味に大きく影響するのですね! 今回のレシピは、お店で出している味付けとほぼ一緒。早速、作り方を見てみましょう。
【材料】(2人分)
真鯛(柵)・・・200g 塩・・・適量 こしょう・・・少量 レモン汁・・・適量 貝割れ大根・・・適量 ベビーリーフ・・・適量 ミニトマト・・・適量 オリーブオイル・・・適量 [ソース] 玉ねぎ(みじん切り)・・・大さじ1 レモン汁・・・大さじ1 粒マスタード・・・小さじ1/2 にんにく(すりおろし)・・・小さじ1/4 塩・・・ひとつまみ こしょう・・・少量 オリーブオイル・・・大さじ1 ※オリーブオイルは、香りや風味の良い「エクストラバージンオリーブオイル」がおすすめです。