【楽天】田中将大が契約更改 日米200勝へ「思いに応える」若手選手へ奮起促す「意識がまだ足りない」
プロ野球・楽天の田中将大投手が21日、契約更改交渉に臨みました。 昨年の10月下旬、神奈川県内の病院で右肘関節鏡視下クリーニング術を受けた田中投手。手術を受けることを決定した経緯について聞かれると、「邪魔だなと思うことが多くなったからですかね。これだけ多く投げていると、なんとなく自分の体のこともわかりますし、そういう中でクリーニングを受けて次のシーズンに臨む方がいいなという風な思いになっていました」と説明しました。 【画像】楽天のチームスローガンを掲げる今江敏晃新監督 手術後の目標については「ここからユニホーム着て、またブルペンでの投球だったり、実戦とかそういう練習に入っていく中で、術後なのでエラーが出るかもしれないんですけど、回復を目指してやっていくイメージがあります」と語った田中投手。「トレーニングをやっていく中で、ボールもどんどん投げていて、昨シーズンまでとは違う感触というのもありますし、自分自身の状態がしっかり戻ったときにどうなるのかなという楽しみはやっぱりありますね」と話しました。 会見の席ではチームの若手選手についても語り、「やっぱり若手にはもうちょっとやってもらわないと、と思う部分がたくさんある」と発言。「色んなところに対する意識だったり、取り組み方だったりを見て、まだまだ足りないものがあると感じますかね。今の時代は知識とか色んなものが転がっていると思うんですけど、それをどう投球に生かしていくかだと思うので、見ていて物足りないなと思いましたね」と、ベテランならではの思いを明かしました。 一方、日米通算200勝まであと3勝を残している田中投手。「色んな人から期待していただいているというのは、自分の中でもすごく感じていて、もちろん一番は自分のためですけど、そういう風に思ってくださっているみなさんの思いにも応えたいという気持ちは大きくなっているので、しっかりと一試合一試合、一球一球ベストを尽くして、到達できるようにと思っています」と、新しいシーズンに向けて意気込みました。