日帰りで京都に行くなら絶対行くべき!3年ぶりに一般公開予定の「大徳寺 真珠庵」
素敵な大人ほど、日帰りで京都を楽しんでいる。いつ、何度訪れてもアップデートされ、「深い新しさ」を発見できる京都で、静かに心身をリセットして、明日への活力にする優雅なネクストステージの旅のかたち「日帰り京都」。 【写真】大人が行くべき「極上ホテル&旅館」
大徳寺 真珠庵
大徳寺の塔頭(たっちゅう)のひとつである真珠庵は、とんちで有名な一休宗純禅師を開祖とする。ふだんは非公開だが、今秋は3年ぶりに一般特別公開を予定(’24年9/20~12/8)。このためだけに行きたい知る人ぞ知る名刹。
書院「通僊院」。正親町(おおぎまち)天皇の女御の化粧殿を移築したもの。土佐光起筆の金碧花鳥画が収まる。
初公開となる『源氏物語図屏風』も展示予定。17世紀の作。真珠庵境内には紫式部の産湯として使用したと伝わる井戸が現存しており、紫式部ゆかりの地としても有名。
わび茶の祖とされる村田珠光作と伝わる「七五三の庭」。
宗和流の始祖・金森宗和が作った茶室「庭玉軒」。
【DATA】 京都市北区紫野大徳寺町52 9:30~15:30受付終了 拝観料/大人¥2,000 ※10/21、11/24~26は拝観休止 撮影/高見尊裕 取材・原文/西村晶子 天野準子 板倉由未子 ※エクラ2024年10月号