子供たちがバスの車内でSDGs 制服の余った生地を使った両備HDの「アオハレ号」プロジェクト【岡山】
岡山放送
岡山市の両備グループがSDGsをテーマとしたユニークなバスを8月23日から運行します。車内の装飾を担当したのは地元の子供たちです。 (装飾を担当した子供は…) 「自分の作品がのっているバスは(他に)無いからうれしい」 車内にはクジラやヒマワリなど地元の子供たちが手掛けたアート作品が並びます。両備グループが22日に発表した特別車両「AOHARE(アオハレ)号」です。 バスの利用促進を図ろうと2022年から取り組むプロジェクトの一環で企画されたもので、今回のテーマは、SDGs。子供たちの作品や座席のヘッドレストカバーには県内にある2つの企業が提供した学生服やデニム製品を作る過程で出る余り布が使われています。 (菅公学生服カンコーブランディング本部 羽冨裕也本部長) 「制服を作る過程で生地の端が余る。(今回は)すごく良い使い方。ヘッドレストも洗濯や交換が必要なので、制服の特徴と合っている」 (両備ホールディングス乗合バス統括部 平本清志部長) 「路線バスも公共交通を使うことで、持続可能な社会に貢献できる。SDGsを学ぶきっかけが(地元企業と)一緒にできて良かった」 降車ボタンを押すと子供たちの声が響き渡るAOHARE号。JR岡山駅と玉野市の区間で23日から約1年間運行されます。
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