西武・古賀悠斗、スクイズ失敗ばん回の適時打「なんとかバットに当てて事を起こそうと」 3安打で好投の隅田知一郎を援護
◆楽天2―4西武(29日、楽天モバイルパーク) 西武の古賀悠斗が今季2度目となる1試合3安打の〝猛打賞〟で隅田を援護した。 ■「いい子なんですけど…」巨人時代同僚・炭谷が明かす松原の〝取り説〟【動画】 3回に先頭で右前打を放って先制のホームを踏むと、4回1死三塁では左前適時打。直前のスクイズの失敗を取り戻した。「なんとかしてバットに当てて事を起こそうと。内野も前だったので、外野フライでもいいと思っていた」と振り返った。 試合前の時点で6月は34打数2安打で、打率5分9厘。春先は3割に乗せていた打率は2割1分3厘にまで下がった。「練習から打撃コーチにいろんな声をかけてもらい、タイミングをもう1回見直した」。修正を重ね、体が突っ込みすぎないような打撃を意識してきた。「なんとかこうやって結果が出た。これから続けていきたい」と巻き返しを誓った。 3安打を放ったのは開幕2戦目の3月30日以来。同じく仙台で楽天に隅田が先発して勝利した試合だった。楽天モバイルパークでは今季13打数8安打と大暴れしている。 渡辺監督代行は「失敗はある。自分でなんとかして取り返したのがすごくいい。よく打ったな」と絶賛。正捕手としての期待も高いだけに「きっかけにしてほしい。本来はもっと打てる選手なんですよ」と期待した。(末継智章)
西日本新聞社