【東北楽天ゴールデンイーグルス】早川隆久は飛躍なるか、打線の中心は浅村栄斗 | 注目選手・予想ローテーション・予想オーダー | 2024プロ野球選手名鑑
各球団から投打のキーマンをピックアップしつつ、予想ローテーション・予想オーダー、そしてオフシーズンの補強・移籍などを網羅した2024年のプロ野球選手名鑑。本記事では東北楽天ゴールデンイーグルスを紹介する。 今江敏晃監督就任1年目を迎える楽天。昨季はシーズン終盤までもつれた熱戦の末の4位に終わっただけに、今季のAクラス、優勝にかける想いは強い。オフに目立った補強はなかったものの、現有戦力の底上げを図り、2013年以来の優勝を狙う。
注目選手
投手:早川隆久 投手の注目は開幕投手に指名された早川隆久。2020年ドラフト1位で早稲田大から入団した4年目左腕は1年目に9勝を挙げたものの、その後は5勝、6勝と勝ち星を伸ばせずにいる。投球回も1年目の137.2回が最高で規定投球回には達していない。 しかし昨秋には野球日本代表・侍ジャパンに選出されてカーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023に出場。今春オープン戦でも3試合(16.2回)で防御率1.62と好投を見せている。 今季の楽天は守護神・松井裕樹のメジャー移籍により、昨季チームで唯一規定投球回をクリアした則本昂大が抑えに回った。長年チームを支えてきた岸孝之や田中将大ら頼りになるベテランもいるが、早川にはエースとして一本立ちの期待がかかる。 野手:浅村栄斗 野手では主砲の浅村栄斗に注目。昨季は全143試合に出場、打率.274(522打数143安打)、26本塁打、78打点の成績をマークし、3年ぶり2度目の本塁打王にも輝いた。通算で283本塁打を放っており、節目の300本塁打達成も視野に入れる。 9月にはリーグ新記録となる1144試合連続出場を達成し、現在も更新中だ。今季からは守備面での負担を減らし、より打撃に専念するため、これまでの二塁から三塁にコンバート。開幕から「4番・三塁」での出場が予想される。 16年目を迎えベテランの域に達しているが、大黒柱としてチームを牽引したい。