【東北楽天ゴールデンイーグルス】早川隆久は飛躍なるか、打線の中心は浅村栄斗 | 注目選手・予想ローテーション・予想オーダー | 2024プロ野球選手名鑑
予想ローテーション
開幕投手を務める早川隆久には、エースとしての期待がかかる。自身初となる規定投球回到達&二桁勝利を達成したい。 2戦目には荘司康誠、3戦目には内星龍の若手右腕が登板する見込み。3月に右膝を痛めた荘司は長い回を投げられるのか不安が残るものの、オープン戦では4試合(12.2回)で防御率0.00と好投している。 内は昨季、中継ぎで53試合に登板して防御率2.28と好投。今季から先発に転向し、ローテーション定着を目指す。 新加入のポンセは昨季まで日本ハムでプレーした右腕。昨季は10試合で4勝5敗、防御率3.66と物足りない成績だったが、来日1年目の2022年にはノーヒットノーランを記録するなど実力は確か。新天地でチームの勝利に貢献する投球を見せたい。 ベテラン右腕の岸孝之も健在。ここ3年は9勝、8勝、9勝と惜しくも10勝に届かず。2018年以来の二桁勝利を達成したい。4年目左腕の藤井聖は昨季3勝0敗で飛躍が期待される。 田中将大は右肘手術の影響で開幕ローテーションからは外れる見込みだが、その他にも辛島航、瀧中瞭太といった経験のある投手たちも控えている。ドラフト1位ルーキー・古謝樹のデビューにも期待したい。 1:早川隆久 2:荘司康誠 3:内星龍 4:ポンセ 5:岸孝之 6:藤井聖
予想オーダー
内野は一塁・茂木栄五郎、二塁・小深田大翔、三塁・浅村栄斗、遊撃・村林一輝の布陣になると予想。浅村が二塁から三塁にコンバートされ、三塁や外野での起用もあった昨季盗塁王の小深田は二塁に専念できそうだ。 遊撃は昨季98試合出場の村林がレギュラー定着のシーズンとできるか。オープン戦終盤に一塁起用が目立った茂木が開幕スタメンに入りそうだ。内野には鈴木大地や阿部寿樹といったベテラン勢も控えている。 外野は左翼・島内宏明、中堅・辰己涼介、右翼・岡島豪郎と予想する。田中和基や小郷裕哉といった選手もおり、DHとの兼ね合いで流動的な起用もありそうだ。 捕手は太田光に正捕手としての期待がかかるが、石原彪や安田悠馬といった選手たちもポジションを狙う。 1 遊撃 村林一輝 2 二塁 小深田大翔 3 一塁 茂木栄五郎 4 三塁 浅村栄斗 5 左翼 島内宏明 6 DH フランコ 7 中堅 辰己涼介 8 右翼 岡島豪郎 9 捕手 太田光
移籍・補強
楽天はこのオフ、目立った補強はなかった。日本ハムを戦力外になった山田遥楓を育成で獲得し、オープン戦期間中に支配下登録。 新外国人は前日本ハムのポンセ、前広島のターリーの両投手を獲得。現役ドラフトでは櫻井周斗を獲得した。 ドラフトでは1位で左腕の古謝樹(桐蔭横浜大)を指名。5位の松田啄磨(大阪産業大)、6位の中島大輔(青山学院大)には1年目からの活躍に期待がかかる。