ＩＡＩスタジアム日本平のふだんとは違う姿が公開された　撮影：中地拓也

　J2清水エスパルスのホームスタジアムの、新鮮な姿がSNSで公開された。その威容に、見た人々の間からは「要塞」などの声が上がっている。 ■【画像】「この角度すごい」「まさに天空のスタジアム」などの声が上がった「要塞」化したIAIスタジアム日本平 　清水の本拠地、IAIスタジアム日本平は伝統あるスタジアムだ。Jリーグ開幕の2年前に開場し、翌1992年からはエスパルスのホームスタジアムとなり、「日本平スタジアム」として親しまれた。 　1995年には収容能力を拡大。Jリーグアウォーズで設けられていたベストピッチ賞も、9度受賞している。 　ピッチとスタンドが近い球技場で、観客席は傾斜があって見やすい。さらには、富士山や清水の町並みを一望できる素晴らしいロケーションにも恵まれている。 　そのスタジアムのSNSで、ふだんはなかなか見られない写真が公開された。試合開催時のアウェイ側ゴール裏を手前に、空高くから撮影したものだ。 　アウェイ側ゴール裏スタンドの下は、まるで崖。裏に広がるテニスコートまでは、かなりの落差がありそうだ。

■「芸術的」

　実際に観戦した人ならご存じのとおり、なかなかの高台にあるスタジアムだが、この写真を見るとまるで空に浮かんだ巨大な船であるかのようだ。この一枚を目にした人々は、簡単の声を禁じ得なかった。 「まさに要塞」 「まさに天空のスタジアム」 「こっちからの画は初めて見た」 「なんかちょっと清水によく来る豪華客船ぽくもあるね」 「芸術的」 「この角度すごい」 「本当にまるで要塞かお城みたい」 　このスタジアムの主であるエスパルスは、J2前節をアウェイで落として、2位のV・ファーレン長崎に勝点3差ににじり寄られている。次節もアウェイゲームだが、勢いを取り戻して、6月30日のJ2第22節ファジアーノ岡山戦でのホームでの盛り上がりにつなげたいところだ。