「炙りで使うか?」元妻・須藤早貴被告が語った覚醒剤入手の一部始終 “紀州のドン・ファン”が「あれはニセモンや。もうお前には頼まん」と言い放ったと主張【裁判員裁判】
「あれは使いもんにならん」
〈まず10万円の封筒を渡すと確認されて、渡された封筒には、中に白いかたまりが見えました。持ってきた男と話して、『ダンナがいるんだろ?』『注射器はいるか?』『炙りで使うか?』と言われたが、炙りを知りませんでした。 社長には翌日の夕方に、もらった封筒を渡した。社長は『ありがとうございます』と言っていました。それから、変化を感じたことはありませんでしたが、話をされたのは翌日の昼だった。『あれはつかいものにならん。ニセモノや。もうお前には頼まん』と言われました〉 それ以降、野崎さんは覚醒剤の話をしなくなったという。前出の司法担当記者が解説する。 「死因になっている覚醒剤について、須藤被告は『性生活がうまくいかない中で、野崎被告に頼まれ、買った』『それ以降は覚醒剤の話をしなくなった』と主張したことで、自身の犯人性を否定した形になる。 一方検察側が行なった証人尋問では、野崎さんの複数の知人が『自殺の兆候はなく、通院予定があった』『覚醒剤を使っていたなんて聞いたことがない』と証言している。両者の主張は食い違っており、今後検察側からの被告人質問に、須藤被告がどのように答えるか注目される」 佳境を迎えた公判。被告人質問は、11日、15日と続く予定だ。 (了。前編から読む)
【関連記事】
- 【つづきを読む→】“紀州のドン・ファン公判”元妻・須藤早貴被告がセクシービデオ出演を「バレてもよかった」と語った理由 中学の同級生から「見たよ」と言われて
- ◆写真 須藤早貴被告(28)が出演していた、大人のための動画DVDのパッケージが掲載されたPOP
- 「ゴム手袋をつけて…」元妻・須藤早貴被告が語った紀州のドン・ファンとの“初夜” 若者口調で感情露わに【裁判員裁判】
- 「俗に言う“お持ち帰り”をされた」「最後の行為でゴムを取られて…」父・田村修被告が証言した“瑠奈被告と被害男性のプレイ詳細”
- 《一方的に頭を下げたわけではない》松本人志が名誉毀損訴を取り下げるに至った「内幕」と入念に準備されたコメント内容