ルートンDF橋岡大樹「本来のプレーはできた」 右WBで攻守に奮闘 日本代表復帰へ意欲
◇イングランド2部リーグ ルートン1―1ウェストブロミッジ(2024年11月2日) ルートンのDF橋岡大樹がフル出場した。右ウイングバック(WB)で攻守に奮闘。「ずっともう去年からWBをやりたかったが、ずっとセンターバックだった。やっとWBできて、監督も『よくやった』みたいな感じだった。続けていくことが大事」と語った。 攻撃では後半39分、強烈なヘディングシュートを放ち、ゴールに迫った。「あそこを(セットプレーで)毎回狙ってくれれば、(自分は)絶対当てられる。もっと多くボール欲しい」。守備でも空中戦やスライディングタックルでブロックするなど存在感を示した。 7月のプレシーズンマッチで、左ふくらはぎを負傷。10月のワトフォード戦で実戦復帰した。「カーフ(ふくらはぎ)だったので、長い時間かけてちゃんと見た。多分やろうと思えばできたが、パッてやっちゃうと、ぶり返すことが多いところ。一番危険なところなんで、長く見て、話し合った。今もちゃんとケアしながら、再発しないようにっていう感じでやっている」と話した。 1月に加入したルートンは昨季プレミアリーグから降格。チャンピオンシップでのプレーは「レベルは高いとは思うが、やっぱプレミアとチャンピオンシップで違う。もう、ここで結果出せなかったら終わりくらいの気持ちでやっている。ここから、悔しい気持ちをぶつけて、活躍して、周りにギャフンと言わせたいなと思う(笑)」。プレミアリーグとの違いについては「ロングボール多い。今日の終盤もそうだった。あそこで肉弾戦みたいになるし、だからもうより体がでかくなるし、この強度にしっかりなれるとは思う」と語った。 チームは連敗を2で止め、暫定20位に浮上。「自分の本来のプレーも今日はできたかなと思う。その中で最初失点してしまったところはあるが、その後追いついて、勢いもあった中で、あそこでやっぱもう1点、ホームだったので、あの勢いのまま点取れればよかったなと思う。ここを引き分けで終わるんじゃなくて、勝ちに持っていけるチームじゃないと上(プレミア)に行けないと思う」と話した。 日本代表では6月のW杯北中米大会アジア2次予選のミャンマー戦でフル出場。9月からは招集外となっている。11月のW杯アジア最終予選へ向けて「ケガで(これまで)2回、呼ばれなかったし、前回(オーストラリアに)引き分けたっていうのもあった。次は中国、インドネシア。両方アウェーなので、絶対厳しい戦いになるとは思うが、そこで自分がチームの力になれるように。(代表に)行ったら頑張りたいなと思う」と意気込んだ。