反対署名が1万2000筆超…なぜ悠仁さまの「東大推薦入学説」に逆風が吹くのか 専門家が明かす「学習院の特別扱い」との決定的な違い
秋篠宮家の長男・悠仁さまは、どこの大学に進学されるのが皇族の伝統に照らし合わせてふさわしいのだろうか──。この点を巡って今、ネット上では広範な議論が巻き起こっている。何しろ「未来の天皇陛下たる悠仁さまが東大に、しかも推薦入試で進学されるべきではない」という署名活動も行われたほどなのだ。 【独占入手 写真46枚】「パーティーにお出かけ?」色気あふれるドレッシーな眞子さんと、笑顔で手をつなぐ圭さん 小室夫妻のNY生活の現在の様子を見る ***
悠仁さまは2006年9月にお生まれになり、現在は17歳の高校3年生。全国屈指の進学高として知られる筑波大学附属高校に通われている。担当記者が言う。 「筑波大学付属高校は東京大学へ進学する生徒が多いことでも知られています。悠仁さまは大学進学を間近に迎えているということもあり、これまでに様々な大学が候補として報じられてきました。そして最近になって『悠仁さまは推薦制度を使って東京大学の農学部に進まれるのではないか』という報道が目立つようになったのです」 当然ながら、これが普通の高校生の話なら何の問題もない。だが悠仁さまとなると話は別だ。何しろ現状のままであれば、悠仁さまが皇位を継承される可能性は高い。そして、上皇さまも天皇陛下も、そして秋篠宮さまも学習院大学に進まれた。学習院は明治時代に皇族や華族の子弟に対する教育を目的に、旧宮内省の外局として設置された歴史を持つ。 「たとえ未来の天皇陛下であっても、一般の国民と同じように“自分の進路は自分でお決めできる環境が重要”という意見も決して少なくありません。その一方で、伝統を重視して『悠仁さまは学習院に進まれるべき』とネット上で訴える人も相当な数に達します。さらに『東大に進まれたいのなら、推薦ではなく一般入試を選んでいただきたい』という論調も目立ちます。皇族の方々には何よりも公正・公平性が求められ、推薦入試の場合は悠仁さまに対する東大側の“忖度”が議論されてしまう危険性があります。たとえ悠仁さまが実力で推薦入試に合格されたとしても、SNSなどで『東大が特別扱いした』と虚偽の投稿が行われる可能性はあります。その際、やはり国民は不信感を抱いてしまうだろうと憂慮する声も多いのです」(同・記者)