カブスが佐々木朗希の獲得レースで後退か 「全てを賭けるべきではないようだ」米記者が主張 鈴木誠也と同じ代理人との指摘も
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している佐々木朗希。すでにヤンキースやメッツなど複数球団と面談したとされ、激しい争奪戦が繰り広げられている。そんな中、今永昇太、鈴木誠也の所属するカブスの動きについて地元メディアが見解を述べている。 【動画】ポテンシャルは超特大!佐々木朗希が見せた奪三振ショーの映像 カブスの情報を専門に扱う米メディア『CUBBIES CRIB』は現地時間12月23日(日本時間24日)、「カブスは現在、地元関係者の間ではロウキ・ササキのトップ2の選択肢とは見られていない」と題した記事を配信。 同メディアは『The Athletic』のサハデフ・シャルマ記者の「カブスはロウキ・ササキを獲得できるだろうか? 彼らがトップだとは思わない」とのコメントを引用。佐々木の要求が分からず、カブス入りの可能性が消えたわけではないと指摘しつつ、移籍先の最有力候補にはならないとの見方を示した。 また、佐々木の代理人が鈴木と同じジョエル・ウルフ氏であることに注目。鈴木は今オフ、球団と来季の起用法がまとまっていないことが明らかとなり、トレードの可能性も浮上している。同メディアは「スズキがフルタイムDHとしての役割を受け入れるかどうかという問題が、チームとササキの関係にどのような影響を与えるかはまだ不透明」としながらも「スズキとササキが同じエージェント、ジョエル・ウルフと契約しているという事実は、この問題への懸念を増加させている」と指摘した。 同メディアは最後に「こうした兆候から判断すると、カブスはササキの獲得に全てを賭けるべきではないようだ。そして、ファンにとって朗報なのは、ホイヤー(GM)もそのような賭けに出る兆候は見られないことだ」と、カブスが佐々木の獲得だけに固執しているわけではないという可能性を伝えた。 まだまだ動きを見せそうな移籍市場。鈴木、今永、佐々木の日本人トリオによる共闘は実現しないのだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]