「これ捨てていい?」と親に聞くより効果的…実家がゴミ屋敷になる前に「60日間で9割捨てた」驚きの方法
■動線を考えて収納していく 原理原則③スペースの役割を考えて収納する 「収納」を考えるときの重要なポイントは2つあります。 まず1つ目の収納ポイントは、「どこでよく使うか」「一番使いやすい動線」を考えて、収納場所を決めることです。 例えば、あなたはタオルをどこでよく使いますか? 我が家ではトイレとキッチン、脱衣所でよく使うので、我が家ではキッチンと脱衣所にタオルが収納されています。 次に、あなたはフライパンやキッチンスポンジをどこでよく使いますか? フライパンはコンロ上でよく使うので、我が家ではコンロ下に収納しています。キッチンスポンジはシンクでよく使うので、我が家ではシンク下に収納しています。 このように、あるべき場所に、あるべきモノが収まっていくと、モノの定位置が決まっていくし、普段使う場所には使うモノだけが残ります。さらに見た目がスッキリして、使い勝手がよくなるはずです。 2つ目の収納ポイントは、収納する順番です。空っぽになった収納にモノを戻す際は、使用頻度の高いモノ(優先順位が高いモノ)から戻していきましょう。つまり、まずは「1軍のよく使うモノ」を収納し、次に「2軍のたまに使うモノ」を収納するのです。なぜなら、よく使うモノは「一番使いやすい所」に収納するべきだからです。 3軍のモノに関しては、先ほども述べたように「保留ボックス」にまとめて押し入れにしまっておきましょう。保留のモノを集めていくことで、使ってないモノが多いことを実感できるはずです。そして、一定期間保留ボックスに置いておくことで執着が薄れ、存在すら忘れ、いつか手放せるようになります。 原理原則④手放すモノは「処分・譲る・寄付・売る」で分ける 「手放す」と一言でいっても、何も「捨てる」だけではありません。人に譲りたいモノもあると思うし、寄付したいモノ、売ってお金に換えたいモノもあるはずです。 したがって、片づけるときは「処分するモノ」「人に譲るモノ」「寄付するモノ」「売りたいモノ」で分けていきましょう。手放すモノを4つに分類しておけば、効率的に手放すことができます。 ---------- ミニマリストTakeru(ミニマリストタケル) YouTuber 登録者は10万人超、月間200万PV以上のYouTubeチャンネルを運営。「ミニマリスト」を目指し始めたのは2015年。難病が再発し、収入も貯金もゼロになったことで心機一転。3000個以上のモノを手放し、住環境や人間関係、家計管理を見直して、一度人生をリセット。ゼロから生活を見直し、節約・貯金・複業・投資を経て、2021年にFIRE(経済的自立)を達成。「モノはより少なく、自由で豊かな人生」を実現するためのミニマリズムを世界に広めている。主な著書に『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト整理術』(ともにクロスメディア・パブリッシング)。 ----------
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