ご近所にバレずに「生活保護」を受けることはできますか?病気で働けず頼れる親族もいません…
生活保護はどれくらいの金額がもらえるのか?
では最後に、生活保護では実際にどれくらいの金額が受給できるのかを見ていきます。厚生労働省の「生活保護制度に関するQ&A」を基に、令和5年10月1日時点での東京都区部等のひと月における生活扶助基準額の例をご紹介します。 ・3人世帯(33歳、29歳、4歳):16万4860円 ・高齢者単身世帯(68歳):7万7980円 ・高齢者夫婦世帯(68歳、65歳):12万2460円 ・母子世帯(30歳、4歳、2歳):19万6220円 ※児童養育加算等も含む。 生活保護は、厚生労働大臣が定める最低生活費に世帯収入が満たない場合に、最低生活費と世帯収入の差額が支給されます。年金や児童手当など、行政から支給される制度で受給可能なものは、まずそれらを活用したうえで、実際に生活保護受給額が決定するという流れになります。
生活保護を近所にばれずに受給するためには、あらかじめ事情を伝えて配慮してもらうといい
生活保護を受ける際、周囲にばれる可能性はゼロではありませんが、適切な対策を講じることでリスクを最小限におさえることができます。扶養照会や職員の訪問時間、プライバシーを守るための対策をしっかりと行うことが大切です。 生活保護制度は国民の誰もが利用できる制度です。生活に困るほどの状況になった場合には周囲の目を気にしすぎず、まずは自分の生活を守ることを優先しましょう。 出典 厚生労働省 社会・援護局保護課 生活保護法改正法の概要 厚生労働省 生活保護制度に関するQ&A Q5 具体的にはどれくらい保護費が支給されますか。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部