【プレビュー】レアル・ソシエダが公式戦6連勝を目指す。ELでアシストの久保建英にも期待 | ラ・リーガ
2024-25シーズンのラ・リーガ第17節が日本時間14日~16日に開催。 ラージョ・バジェカーノvsレアル・マドリード レアル・マドリードは現在、首位バルセロナと勝ち点2差の2位につけている。一方、ラージョは12位で、ホームチームは連勝してこの試合に臨む。 イニゴ・ペレスが率いるラージョは今シーズン、ホームでのリーグ戦7試合で勝ち点8しか取っていないが、レアル・マドリードはベルナベウを離れてのリーグ戦8試合のうち、半分の3試合で勝ち点を落としている。 今シーズン、レアル・マドリードは16試合でわずか13失点と守備が堅く、ゴール数も34と2番目に多い。アンチェロッティ率いるチームは開幕から数ヶ月間、間違いなくベストの状態ではなかった。しかし、チャンピオンズリーグでプレーオフを戦うことになったとしても、次のステージに進む可能性は十分にある。ただし、キリアン・エンバペが大腿を負傷しており、今節は欠場予定。それがチームにどのような影響をもたらすか注目だ。 レアル・ソシエダvsラス・パルマス 無失点での公式戦5連勝を達成したレアル・ソシエダ。イマノル・アルグアシル監督への逆風が強まる瞬間もあったが、メンバーを入れ替え、ミケル・オヤルサバルを覚醒させるなどの功績も大きい。加えて、絶対的な中心選手である久保建英の疲労度もコントロール。ミッドウィークのディナモ・キーウ戦では前半に3点リードを奪い、久保やブライス・メンデス、オヤルサバルら主力選手を早々に交代させた。過密日程の中で迎えるリーグ戦となるが、主力の面々にそれほど大きな懸念材料はない。 一方、ラス・パルマスも公式戦3連勝で、現在は14位。サンドロ・ラミレスが前線を牽引しているが、今節はFWファビオ・シウバ、DFアレックス・スアレスが累積警告で欠場。攻守の要が不在となっており、好調のラ・レアルとの対戦は難しいものとなるかもしれない。 バルセロナvsレガネス 好調なシーズンを送るバルセロナ。ミッドウィークにはチャンピオンズリーグでドルトムントと対戦。打ち合いとなったが、3-2と制してラウンド16進出に大きく前進している。ハンジ・フリック監督は2試合ベンチ入り処分を受けており、レガネス戦では不在の見込み。それでも、ロナルド・アラウホやアンドレアス・クリステンセンといった主力選手の復帰が近づいており、レガネス戦でメンバー入りする可能性もある。公式戦直近9試合で無失点は一度のみという守備陣にとって大きなプラス材料となるはずだ。 対するレガネスはギリギリの残留圏内の17位。ここ4試合90分間での勝利から遠ざかっているだけに、厳しい戦いが予想される。首位を相手にどこまで食い下がることができるだろうか。