阪神・梅野隆太郎、現状維持の年俸1億6000万円でサイン「さらにレベルアップして」 来季が4年契約最終年
阪神・梅野隆太郎捕手(33)が25日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億6000万円でサインした(金額は推定)。 【写真】「hummel」と個人契約締結した梅野隆太郎 プロ野球選手では初 今季が3年契約最終年とみられていたが、梅野自身が「3年契約という形で公表になっていましたけど、4年契約ということで、1年同じ契約で契約させてもらいました」と明かした。 今季は95試合に出場し、打率・209、15打点の数字を残した。7月20日の広島戦(甲子園)では球団史上初の生え抜き捕手1000試合出場を達成。虎に欠かせない〝司令塔〟として貢献してきたが、「チームとして、個人として申し訳ない数字が残りました。キャッチャーとしてまた来シーズン、この反省を生かして勝つ。さらにレベルアップして」と気合を入れ直した。 来季は藤川新監督のもと、V奪回を目指す。若きチームのリーダー格の一人は「自分自身も、藤川新監督も結果というものに対してすごい大事にされている方。自分も結果を出していきながら、下の子たちに負けないように。リーグ優勝、日本一が目標。細かい数字よりも最終的にみんなが笑っていられるシーズンにできるように。個人的にも、キャリアハイを目指して頑張っていきたい」 梅野の反骨心が来季の虎の快進撃を支える。