特別感だけじゃなく中古価格爆上げの可能性もある! メーカーの「周年記念車」は買って損なし
モデルやメーカーの節目を記念したクルマたち
クルマにはさまざまな特別仕様車がリリースされているが、意外と多いのが何かの周年を記念してリリースされる〇周年記念車というものだ。今回はそんな周年記念車たちを振り返ってみたい。 【画像】ランボルギーニの25周年記念モデルの画像を見る
日産90周年記念車
現在購入することができる周年記念車の筆頭ともいえるのが、日産の創立90周年を記念してリリースされたモデルたちだ。 現在、いろいろな車種を揃える日産ではあるが、2023年12月26日に創立90周年を迎え、それを記念するモデルとして、サクラ、ノート、オーラ、リーフ、キックス、セレナ、エクストレイルの7モデルに90周年記念車が設定されている。 このモデルはどれも電動パワートレインをラインナップしているモデルとなっており、その電動化を象徴するカッパーのアクセントと、素材にこだわった専用シートを装着して特別感を演出したモデルとなっている。
ホンダS2000
ホンダとしてはひさびさのFRレイアウトを持ったオープン2シーターであり、1960年代に登場したSシリーズの名前を受け継ぐモデルとして現在でも高い人気を誇っているS2000。 このモデルは本田技研工業の創立50周年を記念するモデルとして1998年に発表され、翌年4月に市販されたもので、搭載されるエンジンは2リッター自然吸気エンジンでありながら250馬力という高出力と、許容回転数9000回転を実現するF20C型を搭載していた。 日本仕様は2005年11月のマイナーチェンジ時に2.2リッターへと排気量が拡大し、実用回転域のトルク増によってより乗りやすい仕様となったが、最高出力は242馬力、許容回転数も8000回転に下げられている。
ミツオカ・ロックスター
2018年11月に発表された光岡のオープン2シーターモデルであるロックスターは、光岡の創業50周年を記念してリリースされたモデルとなっており、ベース車は4代目マツダ・ロードスターである。 ただ、エクステリアはドアとソフトトップにロードスターの面影を残すのみで、前後はまったく異なる2代目コルベットのようなアメリカンスタイルに一変されていた。 ちなみに光岡は先日、55周年を記念して「M55」というホンダ・シビックをベースとし、1970年代に一世を風靡したGTカーをモチーフとしたモデルも発表しており、早くも60周年の記念車が気になるところだ。