東京都、新規感染者107人 小池知事「新宿・池袋の夜の街に注意を」
小池百合子都知事は2日、記者会見し、同日の都内の新型コロナウイルス新規感染者が107人に上ったことを明らかにした。1日あたりの新規感染者数が100人を超えるのは5月2日以来で、緊急事態宣言の解除後では最多。 【動画】東京都、新規感染者107人 小池知事「新宿・池袋の夜の街に注意を」
若年層のパーティや会食でも感染事例
小池知事は、このうち20代、30代の若年層、また「夜の街」関連の感染者が多いと説明した上で、「夜の街、夜の繁華街の外出は控えていただきたい」と語った。特に新宿エリア、池袋エリアの店舗のうち、感染拡大防止のために策定されたガイドラインを遵守していない店舗に注意するよう呼び掛けた。 「夜の街」以外でも、若年層による友人同士のパーティや会食での感染がみられると指摘。こうした若年層は多くが無症状であることが多いため「無意識のうちに感染を拡大している恐れがある」と述べた。 現在の感染状況について「感染拡大要警戒」だと強調した小池知事は、休業要請については「東京全体で『休みましょう、休業』という大きな形よりは、今は特定の地域であったり、年代であったり、業態であったりが分かってきている。それらに明確なメッセージを発して、お願いをしていくこと考えたい」との見方を示した。